先日、テストキャンプで簡易的にキャンプバッグをバイクに固定してキャンプに行きましたが、やはり、どうもしっくりこないので、本格的?にフレームに固定することにしました。
バッグの固定ベルトは前2本、後ろ2本の4本です。

後ろの2本は、取り付けたキャリアに固定すればいいのですが、前2本はサイドカウルの隙間から出さなくてはバランスが取れません。

前回のキャンプの帰りでは、カウルの外側から固定ベルトを出して固定しました。

その方法でしっかりバッグは固定できますが、ベルトがカウルにこすれて、小さい傷が徐々に増えてきます。

外観のかっこいいPCXに傷をつけるのはカッコ悪いので、今回、カウルに傷かつかずにしっかりと固定できるようにしました。

 
これが実物の固定ベルトで、一方が輪になっており、これをバイクのフレームに通したり、引っかけたりして、ロックします。

デザイン重視のPCXには荷台って無いですよね。
リアキャリアをつけていますが、キャンプ道具は重くなるため、リアキャリアに全重量を載せるのは不安なので、リアシートに載せます。

さて、まずは既に取り付けてもらっているGIVIのトップケース、台座、リアキャリア、そしてグラブレールカバーのカウルを外します。
 
GIVIの台座を外した様子。
リアキャリアの幅が狭いので、やはりリアシートに載せた方が無難ですね。
キャリアは、六角レンチで簡単に外せます。
難関は、カウルを外すことでしょうね。
無理やり外そうとすると、カウルのツメを折ってしまいます。




PCXのグラブレールカバー、ここではカウルと呼びます。
カウルを本体から外すには、手順があります。

まず最初に、シートを開きます。
 
緑の丸印のところから本体のフレームに結びつけた固定ベルトを出さなくてはなりません。
そのためには、このカウルを外さなくてはなりません。
カウルを見ると、+ネジが2本あります。これをドライバーで外します。

これは、単純にカウルを取れなくするだけのネジのようでした。

pcx 
ロックピンのようなものがカウルには3つ付いています。
一つは、テールランプのすぐ上。

 
これです。
V字のピンで、最初はかなり固いそうです。
下から、木の棒など樹脂と同等くらいの棒で押し上げます。
金属の棒はロックピンに傷をつけるので、使わない方がいいでしょう。


 
 カウルを外した様子。
メットインとグラブレールの隙間から太いパイプのフレームが見えます。









 
 中心に太い丸いパイプが見えると思います。
これに固定ベルトを取り付けます。











おっと、その前に、カウルを外すのに注意するツメの位置やロックピンの位置をお見せしましょう。
 
 黄色い丸がロックピンがある場所。
赤い丸は+ネジの場所。
緑丸はカウルのツメがある場所で、カウルのツメは折れやすいので慎重に外します。








次はカウルの裏側です。
上の画像と同じ色で丸を付けていますので、参考にどうぞ。
 
 結局、テールランプの丸にはピンは無かったみたいです。(笑)
緑の丸のツメの位置と赤い丸のネジの位置を見てわかるように、結構距離があります。
つまり、ネジを外せば、意外と簡単にカウルが外れるわけです。

ツメは外から内へ押すようにして上に持ち上げると外れます。

 
 固定ベルトはご覧のようにフレームに通して、出します。







 
左右のフレームにベルトを固定して、カウルをかぶせます。
固定ベルトは薄いので、カウルの隙間から出しても問題ありません。
使わないときは、固定ベルトをメットインの中に入れてシートを閉じれば、見た目もわかりません。








 
 左右に出して、キャリアを元に戻したところ。



 
バッグを使わないときには、メットインにベルトをしまいます。




 
で、ベルト4本は、赤丸印のところに固定します。


 
はい、実際に固定してみました。
ぐらつかないし、見た目もすっきり。


 
後ろからの様子。
この状態なら、トップケースも取り付けできそうです。








このバッグは容量が可変します。
 
 左右に20cmも大きくなります。
ただし、途中で大きくしたら、左右にバッグが垂れるので、荷物を積載するときから開く方がより安定して載せられます。





 
荷造りをしたあとでも、中身を横から簡単にあけて取り出せるのはよく考えられています。


 
 
赤い丸のところが、固定ベルトなんです。
前と後ろに2つづつあります。


これさえあれば、ほとんどの物が持って行けるのではないでしょうか?(^^)
おわり。