前回のPCX記事では、厳しい内容を書いたが、だいぶ乗り慣れてきましたので中間報告をしましょう。


以前にも書いた通り、PCXの前がスズキのアドレスV125Gだったこともあり、あの強烈な加速が印象的だったため、PCXの走りに不満を抱いていましたが、PCXに乗り慣れてくると走りの不満は段々と薄れてきたというのが正直な感想です。


お尻の痛いのはシートの欠点でしたが、ゆったりとした乗車姿勢なので足を伸ばしてシートのコブにお尻を付けるとシートにかかる圧力が分散され、痛みも減少しました。


何より慣れてきたのがシートの不満解消でしょう。

どうしてもっていう場合は、社外品のシートが出ていますからね。


我慢できないほどではないので、シートはこれでいいことにします。


さて、PCXの燃費ですが、カタログ値までは行きませんが、L/40km以上は走ります。

これはさすがに経済的だなぁと給油のたびに思うのです。


アドレスも燃費は良い方ですが、アドレスよりも車体が大きく重いPCXがアドレスよりも燃費が良いということに驚かされます。


アイドリングストップ機能は秀逸ですが、使ったり使わなかったりでして、中距離ツーリングなどでは使うと思いますが、信号の多い街中ではバッテリーへ負担を掛けるのでは?と思って30分以上乗らない場合はISは使用していません。



すり抜けについてですが、乗り慣れるとアドレスと変わらないくらいすり抜けをしています。(笑)


所有している満足感は大きいだけあって十分ありますね。

加速は鋭いというのではなく、スムーズに加速していくという印象です。

最高速はさすがに100キロは出ません。

無風状態であれば三桁のスピードが出るかも知れませんが、所詮は125ccですのでそれなりです。

車でも100キロ出せば怖いほどなので、十分な動力性能だろうと思います。


時々往復100km程度の場所まで買い物に行くのですが、ちょっとした挙動の気になる点があるので書いておきましょう。


バイパスなどの高速走行では、タイヤがぶれるような感覚があります。

タイヤとフロントのサスペンションの車軸がずれているのか?単なる道路の起伏による現象なのかは解かりませんが、高速で走行するとおかしな挙動が握るハンドルから伝わってきます。


あと信号で停車しようとしてブレーキをかけながら減速するとなぜか右側へ軽く振られます。

私のバランス感覚がおかしいのか、それとも後輪のコンビブレーキの影響なのかは不明ですが、スムースに減速して足を道路に一回で着くことができないことが多々あります。


タイヤが細いからバランスを崩すのか?

車体に対し、車重が軽い?から安定しないのかは不明です。


勿論意識してバランスを保てばちゃんと安定して止まれますが、アドレスではこういった不安定さが無かった為、ちょっと不安です。


うーん、まぁ、アドレスは3年乗りましたからねぇ、PCXはまだ1ヶ月も乗っていないわけでして、慣れがまだまだなのかも知れません。


最近の悩み事というか問題はリアキャリアが無いということです。

初めからわかっていたことですが、リアキャリアが無いということは乗せる荷物の制限があって非常に困ります。


人間の移動だけなら問題ありませんが、キャンプにも行くためキャリアがないとバッグを固定できないからです。


そのキャリアはPCXに載っているキタコ製ですが、未だに生産が追いつかず、取り付けできておりません。


キャリアが付けばキャンプに出かける予定ですが、ちょうど梅雨に入りましたので、キャンプはキャリアと天候次第ってことになりそうです。


私のPCXで変わった点といえば先週、バーハンドルを取り付けました。

画像が無くて申し訳ありませんが、純正のハンドルに直線のハンドルバーを取り付けただけです。


これを付けるとドリンクホルダーやナビが簡単に取り付けできるので装着したわけですが、付けてよかったですね。


ただし、私のハンドルバーはネジ式で伸縮するタイプでしたので取り付け後にバーに力を加えるとガタガタと音がするのが欠点でして、何でだろう?と考えた結果、フラットバーのネジのガタが原因と判明し、ネジ切り部分に水道工事で使う自己融着テープを巻いて問題解消しました。


ドリンクホルダーはネジで幅を可変できるためコーヒー缶から350ml缶までキッチリとホールドしてくれます。


ドリンクホルダーに軽い買い物袋を掛ける事もできるので、弁当とかをぶら下げるのに役立っています。