「メンバーを変えて臨む」と佐々木則夫監督も明言しており、３月のアルガルベカップ以来の招集となったＦＷ岩渕真奈らの出場にも期待が集まりました。
韓国・仁川で行われたアジア競技大会のメンバーから、１０名もの選手を入れ替え再建を図るなでしこジャパン。「来年の女子Ｗ杯で最強のチームを作りたい」（佐々木監督）と意気込みスタートした遠征のスタメンは以下の通り。
ＧＫ 福元美穂 1
DF 岩清水梓 3
DF 熊谷紗希 4
DF 有吉佐織 18
MF 阪口夢穂 6
ＭＦ 上尾野辺めぐみ 12
ＭＦ 田中明日菜 14
ＭＦ 永里亜紗乃 20
FW 高瀬愛実 15
ＦＷ 岩渕真奈 16
FW 菅澤優衣香 22
【前半３３分 日本】上尾野辺の右からのＣＫは一度クリアされるが、セカンドボールに反応した永里が中央エリア手前からダイレクトでシュート！ 左足を振りぬくと、ゴール右上の絶妙なコースに決まり日本が先制に成功する。１－０
【後半１３分 カナダ】左からショートコーナーでつなぎ、ＤＦをはがしたシュミットがエリア内からフリーでシュート！ 阪口が頭でクリアを狙うが、少しだけコースが変わってしまいゴール左へ突き刺さった。試合は振り出しに戻る。１－１
【後半３１分 日本】GOOOOOAL!!右サイド、フリーで受けた有吉は前線で動き出した大儀見へロングパス。相手ＤＦの下がりながらのクリアが中途半端になり、ルーズボールに反応した大儀見がダイレクトシュート。飛び出していたＧＫの頭上を抜いたストライカーらしいセンス溢れるループシュートが決まり勝ち越しに成功。２－１
【後半４７分 カナダ】GOOOOOAL!!ＧＫからのロングボールをヘディングですらしてつなぐと、ベーレーンガーが走り込む。日本は熊谷がマークにつききれずにシュートを許す。一度はＧＫ福元がファインセーブで防ぐも、シュミットがつめてネットを揺らした。日本はアディショナルタイムで同点に追いつかれてしまう。２－２
【後半４８分 日本】GOOOOOAL!!カナダＤＦのバックパスを狙っていた鮫島が猛ダッシュでボールを奪う。一気にフリーで持ち上がり、ＧＫとの１対１を冷静に制してゴール左へ流し込む！ 劇的な勝ち越しゴールで歓喜するなでしこイレブン。３－２
【試合終了】なでしこが３－２で接戦を制す
最終的にロスタイムの劇的な逆転弾で３－２で勝利したなでしこジャパンですが、試合を総括すると、やはりW杯優勝メンバーと控えの選手の格差が浮き彫りになったゲームでした。
永里選手の代表初ゴールなどもありましたが、ゲームの支配という点で、やはりW杯メンバーが入るとグッと絞まるといいますか、リズムがガラッと良くなります。
本大会まで時間がありませんが、サブメンバーの底上げが急務だと感じた第二戦でした。 (^o^;)ﾌｰ
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