Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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NoriakiのBlogへようこそ。 
写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

庭師の仕事というのは、建設に比べると、求められるハードルが低いと思います。

 

人の居住空間となる建設は、耐震性であったり、水平や垂直に求められるものがシビアです。

人の生活に直結するからですよね。

 

それに対し、庭というものは、あくまで歩くスペース、見るスペースなので、シビアではありません。

勿論、植木が倒れない処置等は行われますが、植木だって根が張ればそうそう倒れるものじゃない。

築山が5cm高かろうが、低かろうが、出来てしまえば誰も気にしません。

 

しかし、だからこそ、職人は求めなければなりません。

 

求められないからこそ、求める。

 

何故かというと、そこを求めないのであれば、どんどん自分自身に甘くなってしまう。

そして、自分のレベルが下がってしまうからです。

下がったレベルは、もう上がりません。

 

庭師は、自分で自分を律する以外にありません。

 

だから、職人で腕の差が出るのです。

それは厳密には、腕の差ではなくて、心の差なんです。

 

良い職人は、汗をかいています。

汗をかくことを恐れない。

 

家に帰って、風呂入って飯食ってすぐ寝てしまう位で、ちょうどいいのです。

 

ただ、それをやると、現代では嫁さんに怒られてしまうという悩みがあるのですが(笑)

 

今、緑地で一番問題になりつつあるもの。

それは「ツタ」です。

ツタといっても、ヤブガラシのようなものもあれば、クズのようなものもあります。
ツタの中で、一番強烈なのはクズでして、これは別格に扱いが難しいです。

10年前、ここまでツタは繁殖していませんでした。
それがこの10年で、物凄いスピードで繁殖しています。

とある団地さんでは、ツタを取るだけで、軽トラック山盛り満載になるくらい、ツタが繁殖しています。

 

ツタが厄介なのは、例えばカイヅカイブキのような木ですと、繁殖して巻き付くと、日光が当たらず立ち枯れしてしまいます。
また、ツタは非情に強いので、取ってもすぐ生えてきてしまう所ですね。
ツタを取るだけで一仕事となると、つまり緑地管理のコストが上がってしまいます。
東京はまだそこまで繁殖していませんが、田舎の方ですと凄い事になっています。

恐らく、原因は温暖化だけではなく、森林や農地の放置面積が増えて、ツタ取りの手間をかけられなくなり、種子全体が増えているのだと思います。
 

日本はどんどん、亜熱帯化しています。

それに伴い、これから草が伸びるスピードが速くなり、ツタの繁殖も広がり、緑地管理にかかるコストは、これから益々上がる事が想定されます。
なので、抜本的な対策が、求められる事になると思います。

(株)剪定屋千角では、お手伝いさん、正社員、独立志望の方を募集しています。

現在の仕事の内容は、主に、和風庭園の剪定除草尾管理、団地マンション、公共施設の剪定除草管理です。

アルバイトのような形で働きたい方。
正社員として働きたい方。
将来は独立して、庭師として働きたい方。

様々な方を募集しています。

1日の仕事時間は、基本8時間。
ほとんど残業はありません。
仕事場所は、主に板橋区ですので、板橋区在住の人が良いかもしれません。


アルバイトの場合、時給は1500円~3000円。
最初は、1500円スタートになるでしょう。
そこから、経験を積み、仕事の精度が上がれば、金額が上がります。
なるべく早く仕事を覚えて、精度を上げて、時給を上げてくれた方が、会社として力が増すので助かります。

正社員の場合、給料30万円スタート、年間250日労働ですが、アルバイトより仕事はきつく、厳しくなると思ってください。

庭師というのは、体力、知力、芸術性が求められる、総合的な仕事です。
国家資格が無いので、簡単な仕事といえば簡単ですが、深淵を求めると相当難しいと思います。
これはどんな仕事も同じかもしれませんが。

応募はこちらにお電話を。
ショートメールでも大丈夫です。

高橋紀章 携帯電話 090-3596-4649

宜しくお願い致します。