本日は映画の日なんで、有給を取って博多まで観に行きました。
解説: 南極観測隊に料理人として参加した、西村淳原作のエッセー「面白南極料理人」を映画化した癒し系人間ドラマ。南極の基地内で単身赴任生活を送る8人の男性たちの喜怒哀楽を、数々のおいしそうな料理とともに見せる。料理人を演じるのは、ここのところ『ジェネラル・ルージュの凱旋』など話題作への出演が相次ぐ堺雅人。共演の生瀬勝久や高良健吾ら新旧の実力派俳優たちとともに、絶妙のアンサンブルで展開するユーモラスな物語に魅了される。シネマトゥデイ
あらすじ: 西村(堺雅人)は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。妻(西田尚美)と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。基地では雪氷学者(生瀬勝久)をはじめ、雪氷サポート隊員(高良健吾)らが彼の料理を心待ちにしており……。
う~ん、面白かったですよ(う~んって何だ?)。
今回のこの主人公の飄々としたキャラは堺クンの真骨頂でしょう。
脇を固めるのも個性と実力を兼ね備えた芸達者ばかりで退屈しません。
ただ、なんかちょっと物足りない感じがするんですが、
それはなんなんでしょうねえ。
ちょっと前の「情熱大陸」で南極料理人ご本人を見ちゃったせいでしょうか。
隊員のみなさん、ビール、ワイン、ウイスキーとやたらとお酒を飲みます。
やっぱり伊勢海老はフライにしちゃいけないんだ…。
このオニギリと豚汁、本当においしそうでした。
堺クンの手つきもなかなかでしたよ。
南極越冬隊ってみんな昭和基地にいるものとばかり思ってました。
昭和基地から1,000kmも離れて、ウィルスも黴菌もいないところに男8人って状況は、私は勘弁。
麺から作ったラーメンも美味しそうでした。
朝からカニは喰わんでしょう、いくらなんでも。
どこまで本当なんだか、この映画。
この映画の中では、誰も料理人に「美味しい」とか「ありがとう」とか言わないんですね。
ラーメンを出されたときだけ大感激しただけで。
現実の南極料理人もそんなもんなのかなあ。
隊員たちは毎日出されるけっこう豪勢な料理に慣れてしまっちゃたのかな。
ラストで主人公が「ウマッ!」と叫ぶシーンは意外でした。
私は「マズッ!」と言うと思ってたので。
南極じゃファストフードは食べられなかったんですね。
料理の出てくる映画は観てて楽しいね。
この映画、出来としてはイマイチやけど癒されるし、いろんなことを考えさせられますよ。
さて、
次は「女の子ものがたり」観るんだ。






