Walk on wateR@琵琶湖でバス釣り


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アルチザン・コンペティション「AATS-62MH/R」のインプレ

久しぶりのブログです。

 

アルチザン・コンペティション「AATS-62MH/R」のインプレです。

ずいぶん以前に書いてた記事なのですが醒井名人戦が終わったので公開します。

予選落ちでしたが(笑)

でもこのタックルで結構釣りました。

 

 

もともとミノーには「エスクローザー61M-st」を2年以上専属で使っていたこともあり、このAATS-62MH/Rは当初は導入は検討していませんでした。

 

ただ「エスクローザー61M-st」の唯一の不満というか自分が使いこなせないだけなのですが、「とにかくバラしてしまう」というのがありました。

マジックジャークで初速を出すために一切遊びのないテーパーで魚が掛かってからもベリーがほとんど曲がらないという特性が、時に諸刃の剣としてバラシの多発につながる気がします。

特に醒井のような魚が小さくて速い釣り場ですと、足元で食った魚が一気にジャンプして、魚が軽いがゆえに一瞬でテンションが抜けてフックオフしてしまうことがあります。

身体が柔らかければそれも対応できるのですが、私のようなドンくさいオッサンでは無理です(笑)

 

3月の醒井チャレンジカップでミノーで掛けた魚の8割をバラしてしまい、「これはもう少しベリーが入るロッドも検討しないとなぁ」となったわけです。

 

それで2本あったエスクローザーのうち一本を売却して、このロッドを購入しました。

 

使ってみて思ったのは、「硬いけど曲がる」ということです。

そしてガイドが大きいので飛距離が出ます。

ただ、ルアーを瞬間的に操作するという点では、テーパーがややマイルドなのでワンテンポ遅れる感じがあります。

特にミノーを動かすときに、エスクローザーの61と比較するとそれは顕著です。

 

 

エスクローザーはいわばミノーに全振りのロッドで魚が掛かってからもティップ部のみが曲がるような感じです。

↓ 参考動画

 

 

アルチザンのMHは魚が掛かると綺麗ににベリーが入ります。

その分魚はバレにくいです。

ただ、ミノーを操作する、特にロッドを捌いてマジックジャークするには若干モタッとした感じがあります。

 

これはもうトレードオフなのかもしれませんね。

 

逆にラインスラックが必要な釣り、トップウォーターとかメタルバイブなんかはアルチザンが抜群です。

多分PEラインと組んでもいいと思います。

 

大会などではたくさん放流されて活性が高い状態であれば、とりあえず魚は掛かるだろうからバレないアルチザン。

逆にプライベートだったり、初速を出してリアクションで食わせないといけないシビアな状況ならエスクローザー。

という使い分けになるのかなと思います。

 

あとは魚のサイズや釣場のランディングのしやすさというのも考慮材料かと。

 

アルチザン全般に言えることですが、やっぱり負荷が掛かってからの曲がり方がとても気持ちいいです。

できればミノー特化型のロッドを出してほしいです。

 


 

 

 

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