Buenas noches ヽ(*'ー')ﾉ
como estas?
はい、このへんが私のスペイン語の限界です(笑)
久し振りの「El quixicoのNORA」的日記でありますね。
５月末から書いていなくて
１ヶ月ごとにまかないの・・いえバイトの話をしようと思っていたのが
結局今日になってしまいました。
写真が随分たまりました。
怒涛のまかないコーナーとまいりましょう！
オープンサンド。
食べづらいですヨシオカさん(*'д')！
でも美味しかったです。
もくもくと食べました。
はるまき、から揚げ付き。
店には油の温度を一定に保っておける「フライヤー」という機械があります。
まめに油を入れ替えないといけないのが面倒ですが
これがあると、いつでも気が向いたときに揚げ物が出来ます。
町の公共のフライヤーがあれば良いのにと、時々妄想しています( ΦωΦ)～゜
チョリソー入りのカルボナーラ。
わりと、なじみのあるまかないメニューでした。
チョリソーのカロリーを調べてひるんでいるけど
そのうち作ってしまいそうな味であります。
サンドイッチ。
食べやすいのがきましたよ。
ハムサンドや、ミックスサンド的なのなど色いろのサンドイッチでした。
もくもくと食べました。
やきそば、目玉焼きのせの巻。
いや目玉焼きじゃないのかも・・？
よく分からないけど美味しかったです。
ここでまさかの、業務用カレー登場。
店のメニューにカレーソースは使わないので
完全にまかない用であります。
これが意外とおいしい。
むしゃむしゃ食べました。
カレーは不思議な食べ物です。
ここらへんで床の色が変わりました。
さわやかなライトグレーですヽ(*'ー')ﾉ
ヨシオカさんがある日、一人で塗りました。
お客さんの靴のヒールや椅子の足の摩擦で剥げやすいので
小まめに塗り足されているらしいです。
そうすると衛生上も良いらしい。
衛生第一。飲食店ですからね( ΦωΦ)b
そしてこのあたりで、新しいスタッフも入りました。
大学生でアフリカ学科の「SAYA」ちゃんです。
学科選びの理由は「いまこれからの地域はどこだろう？」というものらしいです。
私の母に「アフリカ学科の子が来たよ！」と言うと
「・・・ドンドコ？」という擬音なリアクションが返ってきましたが
（白状すると、私も彼らのリズム感や筋肉の良さばかり見てしまうのですが）
SAYAちゃんが学び、考えていることは少し違って
紛争や衛生や医療の問題らしいです。
頼もしい人であります。
彼女と一緒に仕入れの買い物に出かけた時に、背中と言うか
背後に空間が見えたことがありました。
それは守られた空間です。
訊くと、小学生の弟さんも居るような長女の人であるらしいです。
なるほど(*'д')
再びまかない。この日は酢豚！
何度かあったような気がします。
仕入れの買い物に豚肉があるとワクワクしたものです。
天ぷらそば！
サラダとお吸い物もありました。
おやつ～
ケサディアス！
他にヤクルトも時々登場しました。
あとバナナとか飴とか。
遠足みたいですね(*'ー')
花山椒の効いた秋刀魚の蒲焼。
これはとても好きなメニューでした。
最初出た時以来、仕入れに秋刀魚があるとうれしくなりましたヽ(*'ー')ﾉ
業務用カレーバージョンアップ！
カレーとサルサって合いますね。チョリソーも。
甘い部分、辛いっぽい部分、色々つくっておいしいカレーでした。
コチニータ・ピピル！
これは少し前に、お客さんから「ありますか？」と訊かれた料理でした。
旅先で食べて以来都内で食べられる所を探してらしたとか。
豚肉をマリネ液に漬けて煮込んだものだそうで
ヨシオカさんに話を聞いても、非常に美味しそうに思った料理でありました。
そして大好物のグリーンソース！馴染み深いワカモレとシュレッドチーズ、トルティーヤ。
こんなメキシコ的なものがまかないのメニューで総出演することは
そういえばあまり無かったですね。
これは送別会的なものなのかも知れません。
この日が私の最後のバイトの日で、最後のまかないでありました。
この日は、一番の常連さんかも知れないお客さんがいらっしゃいました。
今週は２度目だとか。
私も何度お会いしたか分かりません。
「骨董市の師匠」と勝手に呼んでいる人であります。
お客さんは私のレジ押しの速度に毎回「オー、早いねー」とびっくりしてみせてくれて
いつもニコニコ、楽しい人であります。
他にも、灰皿がたくさんになっているのを換えただけで
「Oh！ナイス、アイディーア！」と喜んでくれました。
接客中に目が合った時にもニッコリしてくれる人でした。
それでいつの間にか、私の方も
その人が目に入ると笑顔になってしまう様にになりました。
いつしかお客さんも私が笑顔になるのに気が付かれて
私が微笑むと、とりわけ分かりやすく笑い返してくれました。
他のお客さんに対しても、私は次第に「目が合えば微笑む」という
条件反射が出るようになりました。
誰かと目が合うのが、とてもうれしいのです。
「いま、我々が居ることよ」と、私は微笑みました。
どの人も笑い返してくれました。
実を言うと、それで私は自分が微笑んでいることを知りました。
そう気が付くまでは「目が合っただけ」と思っていたのです。
しかし人は、誰かに笑いかけられると笑ってしまうものです。
お客さんたちは、私に笑いかけられて
付き合って笑ってくださっていたのです。
それに気が付いた時、客席が光ったような気がしました。
「若者は３年で辞める」という様な新書が数年前に出ました。
私はエルキシコに２年しか居ずに去りますが
とても大切な２年間になったように思いました。
最後のこの日は「西荻にずっと住んでいたけど、この店は初めて来た」
という方もいらっしゃいました。
メキシコ料理自体もなじみが無いとのことで
「タコスはタコの複数形でして」「メキシコではトウモロコシのトルティーヤが主流で」
「ケソがチーズの意味なので、ケサディアスは・・」 などなど
自分に分かる範囲でメニューの説明をした日でありました。
入った頃は何も知らなかったメキシコの事、勉強して良かったヽ(*'ー')ﾉ
信頼していただけたのか、メキシコ料理に関して色々な質問をして下さって
「ありがとう、とても美味しかった！」と帰って行かれました。
うれしかったです。
おまけ。
色んなガラクタも置いていった「ＮＯＲＡ」でありました。
これが最後に置いていったガラクタ。
２週間後に置き位置が変わっておりました。
気づかれた様です(*'д')
感想は特に聞いておりません(笑)
絵のモデルはショップカードのこの人たち。
あちこち配って歩いたカードです。
最終日に、店の階段を降りて建物を出たところで
駐輪していた自転車を出そうとしている人と目が合いました。
自転車をひいて帰ろうとしながら「こんばんは？」と話しかけられたので
どうやらこの建物の中の人！と思い「こんばんは！」と返すと
「ちなみに、どこの人ですか？」と訊かれました。
ヽ(*'ー')ﾉ「２階のメキシコ料理屋のバイトです！」
と元気よく答えたところ
「そうなんですか、じゃあ今度行ってみようかなあ」
と言って下さいました。
が、そういえば私・・
(*'д')「あっでも私、実はバイトは今日まででして！」
「そうなんですか？！お疲れ様でした(笑)」
(*'ー')「ありがとうございます(笑)」
(*'ー')「これからは私もお客さんで時々行くと思います。」
「じゃ、会った時に無視しないで下さいよ(笑)」
などなど、建物のそばでお話ししていました。
どうも・・
営業活動(？)はこれからも続けるのかも知れませんね。
最終日もいつもと変わらず
シンクをなるべくキレイにしたり、炭酸やココナツミルクを冷蔵庫に補充したり
あれこれしているうちに終電ちかくになりました。
「適当に上がってよ」とヨシオカさんに言われました。
(*'д')はーい！
「まあ・・時々、遊びに来てください。」
ヽ(*'ー')ﾉ フツーにご飯食べに来ますよ！
「そうか。」
(*'ー')はい、そのうち、来ます。
「分かりました。」
分かられた( ΦωΦ)？！
私もしばしば、おかしな言い回しをしますが
その私にも「ヨシオカ語」は時々面白かったです。
(*'ー')今度来る時は、私お客さんなんですねえ。
「だな。」
(*'ー')お疲れ様でした！
「はいお疲れ様でした。」
おまけ、その２。自分で作ったゴハン。
自炊を日々する様になったのもきっとバイトのおかげです。
私の両親は別の業種で忙しく、料理をする時間のとれない人たちでした。
母は「これではいけない」と思い立っては家庭料理を作ってくれたものの
完璧主義者の彼女はしばしばノイローゼに陥りかけました。
時間も費用もかかりすぎました。
一家は結局、近場の小料理屋で食事を済ませるようになりました。
私もそういった料理屋の人に懐きました。
しかしそういった場所で教えてくれるそれは焼き物や、刺身の引き方など
少し特殊な調理でありました。
（しかも幼かったせいか忘れてしまった。もったいない。）
ここへきて、なんでもなくなく料理をする人の姿をたくさん目にして
料理という概念が頭の中に形成されたような気がしました。
レパートリーも思わぬ方向へ広がりました。メキシコ料理万歳！
手を触れた食べ物が美味しくなる体質に、いつか私もなりたいですヽ(*'ー')ﾉ
そんなこんなで・・
それではそれでは
Me gustas EL QUIXICO
Me gustas MEXICO
Me gustas tu
Muchas gracias!!
Hasta luego ヽ(*'ー')ﾉ!!!
たくさん、ありがとう！
ＮＯＲＡ