出がけうだうだしていたら10分遅刻‥!
急いで開店準備を進めながら、つい知恵の輪をチェックしてしまいします。
誰かがトライした形跡がありましたヽ(*'ー')ノ
身内(店の人間)だったりして‥?
トライ前の状態に戻しておきました。
まだ道の途中だけど、行く方向は合ってたかも知れないことを
念で飛ばしました。
誰が知恵の輪を触っていたか分からないままなのは
私が人見知りしてマスターに訊けなかったからです。
前回のバイトのこと、心配してメールやコメントを下さった方がいらっしゃいました。
あの件で禍根を残した可能性があるから、というのも
なくはありませんでしたが
実はこの人見知りは毎度のことです。
私もマスターも、「おはようございます」からしばらくは
「独りモード」がうまく抜けません。
少々よそよそしい気分が続きます。
毎回、人見知りの段階からはじまる。
そんな金曜組であります。
早い時間に6名様、4名様とご予約いただいたり
他のお客様もお早めにいらしたので
また下げる手が遅れ遅れになってしまいました‥
上の写真はカウンターから一番近い、小島のようなテーブルです。
シンクがいっぱいで下げてこられないとき
他のテーブルの分をここに集めてしまいます。
荒れ果てている時はこの状態に加えて
他の席にまだお食事の食器が残っていたり
それはもう荒れております(;ФωФ)
もっと早くできるようにならねばです。
こんど、早くできる洗い方がないか訊いてみます。
忙しくて私語する暇はありませんでしたが
カウンター内は本日平和でありました。
私はなるべく、NORAがどうこうじゃなくて
「匿名的な一人のバイト」でありたいと思います。
新しい名前を考えたり(そっから入るあたりダメ感大放出ですが)
「私はドライにバイト代を稼ぐ絵描き崩れなのだ」と自己暗示にかけてみようとします。
もちろん人間的なあたたかみは演出せねばなりません。
少し心の距離を離して、俯瞰できる位置に行って
やるべきことを見つけてやっていきたいと思います。
でも油断すると、マスターに呼ばれたときの返事が
( ФωФ)ほいっ?
とかになってしまうので
いかにも駄目なバイトであります。
一人密かに凹みまくるのですが
「極論に走るのもいけないでしょう、多少は自分で居ていいでしょう」
と自分を甘やかしてしまったりもします。
接客よりも片づけが多くなってきた頃
ヨシオカさんが見慣れないものを仕込んでいました。
タマネギと鶏肉を炒めてあれこれして、スープを作っている感じ‥
(*'ー')それは何用の何ですか?
料理を覚えるまではしないものの
なんとなくでも知っておくのは接客上必要ですから、ここは訊いておきます。
今より、旨そうな説明をするのですよ(☆ー☆)
さて、これはなに‥?
「まかない。」
(*'ー')おお、まかない。
「カレー。」
(*゚Д゚)‥カレーー!?カレー!ついにカレーー!!
急いで象を連れてきて写真を撮って、大騒ぎするバイト‥
「これではいかん」と思いなおして
静かに洗い物に戻るのでありました。
が
「言っとくけど、うまいよ。」
( ゚Д゚)おおおおお!
結局また騒がしい。
小学校の給食の時代から、カレーには人をおかしくする何かがある。
そのせいですきっと(;ФωФ)
そしてヨシオカさんが自分の料理をそこまで言うのは初めてです。
単にレシピや食べ合わせ上、「うまいよ」と言うことはよくありますが。
これは本日のまかない、期待大!
完成~
‥なるほどおいしい( ФωФ)
トマトの酸味がさわやかで、甘みを感じる、さらりとした優しい味。
エンチラーダメインのプレートものなどに付けているのと同じ、スープで炊いたご飯と食べました。
一緒に食べても、ご飯だけでも、カレーだけでもおいしい!
カレーは食べ始めは辛みを感じないけれど、食べ終わる頃にはじわっと汗がにじむような
ほんのりじわじわカレーです。
鶏の手羽中やわらかで、ジャガイモが透明っぽくて‥
って、なんだこれどうなってるんだ
‥だいこん(*'ー')
「そう、大根。うまいだろう。」
( ФωФ)うん。うまいです。
十数年前にネパールの人に教えてもらったらしいです。
「そのひとは帰ってしまったんですか?」とか詳しいことは訊いておりません。
それは、謎であります(*'ー')
しかし大事なレシピに醤油を入れていいのか?
美味しいし、これも正解か。
まかないに大騒ぎしたり
顔を覚えて下さってる方とわくわく雑談したりして
結局私は私で居てしまったバイトの日でありました。
匿名的であるにはここのまかないはおいしすぎて
お客様のフレンドリーさにも
一個人としての「NORA」は磁石に寄せられる砂鉄のように
意識の砂山から引き出されてしまいます。
無理におさえようとしても、うまくいかず無駄に凹んで
かえって能率の下がる感じがします。
おさえるのはやめにするのがよさそうです。
別の方向にもっと難しくなりますが
一個人としての成長がもっともの近道であると思われます。
薄々気づいては、そりゃ居たけれど‥
あああ(;ФωФ)
もうひとつ、薄々気づいてたけど
本当にそうだった!ぽいことありました。
次の人のタイムカードを上にしてゆく、バイト同士の無言の「会話」。
私は主に自分の次の日、土曜日のえりちゃんとしている気分でいましたが
日曜日のお兄さんの代打で出勤したら
えりちゃんは私が日曜に出ると知らなかったようで
彼女のカードは下に回してあって、その上にNORA。
そして日曜の人のカードを一番上に見つけました。
それを見て、いつも金曜には自分のが上にあるのを思い出して
「NORA」はとてもうれしかったです。