良寛さんが身ぐるみ剥がれた時の俳句 | ハリー・ヨシダの楽しい終活日記(ハリー爺ちゃん随想集)

ハリー・ヨシダの楽しい終活日記(ハリー爺ちゃん随想集)

もういくつ寝るとあの世かな。
☆剣道 教士7段 、剣道コーチ
☆Harry's フォトスタジオ枚方 代表
☆催眠誘導心理カウンセラー
☆貿易アカデミー 講師
☆財務分析セミナー講師
☆元 関西外語専門学校 講師
☆元 JETRO認定貿易アドバイザー

「ぬすびと(盗人)に 取り残されし 窓の月」 

 (良寛さんの句)


ある夜、良寛さんの庵に盗人が入ってきた。


盗人に衣服も布団も盗まれてしまったが、

庵の窓から見える月を 楽しむ心だけは残っていた

「何も無くなったけど、窓から見える月は、きれいだなあ、。。」

何かを所有していると、どうしてもそれに執着してしまう。

「失いたくない」と思ってしまう。

でも、、自分が所有していると思っている「もの」は、すべて自分の思い込みであって、

もともと人がうまれてくるとき何も持っていないのだ。

形あるものは、いつか消える。

色即是空、空即是色

ものにこだわり、モノを奪えば、こころは貧しくなる。


モノを持たなければ、こころは豊かになる。



我から、奪おうとする者に、差し出したらいい。



施したと思えばいい。


人を利するもの、やがて、その徳は我が身に返る。


ハリー

禅リラクゼーション・インストラクター

http://zen-meditation.jimdo.com/