続・シンセで音づくりする際の基本(LFO) | 作曲方法やDTMの豆知識-わくわく作曲先生♪【課外講座】

続・シンセで音づくりする際の基本(LFO)

難易度3星星星

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今回は「続・シンセで音づくりする際の基本(LFO)」について書いてみます。




以前、シンセサイザーで音づくりする際の、


基本を紹介しました。

http://ameblo.jp/wakuwaku-sakkyoku/entry-10839106641.html


今回は、その続編を紹介します。




今回紹介するのは、「LFO」と呼ばれるパラメーターです。


簡単に言うと、「揺れ」を調整するものです。




たとえば、さりげない「揺れ」ならば


ビブラートがありますね。


「LFO」を使うことで、自然にビブラートがかかる音色を作ることが出来ます。




大げさな「揺れ」だと、


音が波打つような、大きな音色変化になります。


「UFO(ユーホー)」が飛んでいるような音色になります(笑)




「LFO」では、「波形、スピード、深さ」を調整できます。




・波形


波形とは、サイン波や矩形波などがあります。


基準となる波形を選ぶということですね。




・スピード


スピードとは、揺れる速さです。


周期と言っても良いでしょう。




・深さ


深さは、揺れ幅の大きさのことです。





「シンセサイザーで音づくりする際の基本」では、


「VCO」「VCF」「VCA」を紹介しました。




簡単に復習すると、


「VCO」は、音の波形や高さなどを調節するもの、


「VCF」は、不要な帯域の音をカットするフィルター、


「VCA」は、音量変化をコントロールするもの、です。




「LFO」は、この「VCO」「VCF」「VCA」それぞれに


変化を加えることも可能です。




「VCO」に「LFO」を使うと、ビブラートなど「音程の揺れ」、


「VCF」に「LFO」を使うと、ワウなどの「周波数の揺れ」、


「VCO」に「LFO」を使うと、トレモロなどの「音量の揺れ」、


を表現できます。




以上が、「LFO」の役割です。




今回は、アルファベット3文字の名前がたくさん出て来て、


難しかったかもしれませんね(^^;)




またいずれ、この続編を書きますね。





■情報提供:わくわく作曲先生♪