前からやりたかったラジオの製作に乗り出しました。
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ゲルマニウムラジオです。
以前も作ったことはあるのですが、今回はコイルを自分で巻こうと試みました。

参考書によるとインダクタンスとバリコンのキャパシタンスを掛けて85000前後になるとAMの周波数の範囲はカバー出来るとのこと。

ポリバリコンは223pFなので381μHのコイルを作る必要があります。
巻き数とかから計算すればいいのかもしれませんが、ここは測定して値を求めたいものです(¬_¬)

ところが私が買ったDMMにはインダクタンスの測定機能は付いていませんでした。。。

ここはやっぱり計算が必要なようです。


ウィーンブリッジ発振回路をDMMの周波数計で測定しますと、
このような結果となりました。

せっかくなので不確かさも求めます。



これらよりウィーンブリッジ発振回路の周波数は159.0±6.9Hz で信頼水準は95%となりました。

次に


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この4mHのチョークコイルで試しに実験してみます。
このチョークコイルはT87-402Kで許容さは±10%です。

次にこのような回路を作ります。


V1はウィーンブリッジ回路で、L1は4mHのチョークコイルです。

この回路を次のように測定しました。


まずはこのようにして電圧を測定し
※DMMはACレンジにしています。



次にこのようにして電流を測定しました。
その結果



電圧は0.113±0.008V 、電流は12.81±0.50mA
信頼水準は95%となりました。

この値から


こうやって計算すればLがもとまるはずです。



ところが8.8mHとなってしまい、4mH±10%にはならないのです、、、

いきなり詰まってしまいました