大企業の抗生物質を避けた方がいい7つの理由
[Seven reasons to ditch Big Pharma's antibiotics]
9月9日【Natural News】http://www.naturalnews.com/046990_antibiotics_Big_Pharma_immune_system.html より翻訳
1940年代以降、バクテリアによる感染症には抗生物質による治療が普通となっており、
ほとんどの人は、抗生物質と呼ばれる薬剤が感染症に対する奇跡的な「特効薬」であり、人類を苦しめている致命的で主だった感染症を抑えているのは抗生物質だけのおかげだと信じているようです。
しかし「医学の役割:夢かまぼろしか」の著者であるトーマス・マキューン医学博士は、次のように言及しています。
「一般的な感染症は、効果のある医学的介入が可能になったより遥か前に、減少していた」
グラフはこちらからご覧いただけます。→リンク
抗生物質を避けたほうがよい7つの理由
(1)バクテリア(細菌)の特別変異
1947年、ペニシリンの大量生産が本格的に始った時、ペニシリンに耐性を持つ菌、黄色ブドウ球菌がまもなく発見されました。
適切に使用されている場合でさえ、抗生物質はバクテリアの特別変異を引き起こすというのが事実です[2]。実際のところ、メチシリンに耐性のある黄色ブドウ球菌による感染は、抗生物質の処方数の多さと相関関係を示しています。
2009年、世界で病院での感染症にかかる率が最も低い国の一つがノルウェーでしたが、それはなぜでしょうか。
約30年前、ノルウェーは、抗生物質の使用を一般的に削減し、また同国により強い抗生物質が入ってくることを禁止するという極めて重要な決断をしています[3]。
(2) 免疫システムを弱める
自然療法医で、ピーター・J・ダダモ(Peter J. D'Adamo)博士は、人間の血液型と生活様式、栄養や健康の相互関連性に関する先駆的な研究で有名です。
そのダダモ博士が次のように説明しています。
「自分の身体を、抗生物質の介入なしで外敵と戦わせることによって、
身体はその時点での感染やそれに似通ったものに対する特定の抗体の記憶を発展させるだけでなく、
身体が次回に挑戦や攻撃を受けた時にもっと効率よく戦う能力を得ることができる」
つまり、侵入者は強くなっているにもかかわらず、私たちの免疫システムは(抗生物質の濫用のせいで)それに対処する準備が昔ほどはできていないということです[4]。
抗生物質は、免疫システムがもっと効率よく機能する手助けをしているさだけというよりはむしろ、その反対で免疫システムを抑圧しているのです。
実際には、抗生物質は「免疫反応を遮っている」のです。
抗生物質は感染のレベルを下げることはできますが、根絶することなできません。それができるのは免疫システムだけなのです[5]。
(3) 感染症の再発
ある科学的研究によると、抗生物質による治療を受けたものは、抗生物質を使用していない人間と比べると、感染症の再発に襲われる場合が多いということです。
たとえば、耳の感染症に抗生物質を処方された子供達は、感染の再発に定期的に悩まされているということです[6]。
(4) 菌類およびバクテリアの異常繁殖
抗生物質によって起こる菌類およびバクテリアの異常繁殖からは、内毒素(身体内で生成される毒物)が生成され、これが免疫システムを抑圧しています。
この内毒素は「免疫システム内の細胞間の伝達経路」を破壊します。
ImmuneDisorders.Homestead.comでは、次のように説明されています。
「これらの伝達経路が機能していない場合、免疫細胞は(外敵を)攻撃しません。
健康的な腸内微生物叢は免疫機能をサポートしますが、この伝達経路の代わりの役割を果たすことはできません[7]」
(5) 慢性疲労症候群
抗生物質を繰り返し使うことと、慢性疲労症候群を含む慢性的なウィルス性疾患などとの関連性が確認されています[8]。
(6) エイズ
エイズ研究からは、エイズのリスク要因は免疫反応を弱めることにあり、これが抗生物質を何度も利用した前歴と関連していることが示唆されています。
アメリカ国内で、エイズの発症率が最も高いグループが同時に、抗生物質の利用率が最も高いグループでもあった、ということはまったくの偶然ではないかもしれません[8]。
(7) 発ガンリスク
BMJジャーナルによると、6回あるいはそれ以上に抗生物質の処方を受けたグループは、それよりも抗生物質への接触が少なかった治験参加者と比べて、あまり一般的でないガンを発症する可能性が1.5倍であったことが発表されています[9]。
2002年のフィンランドの研究によると、抗生物質への接触が高いほど乳ガンの発症率が高くなることが判明しています[10]。
2008年のInternational Journal of Cancerによる研究報告:
「2~5回抗生物質の処方を受けた人は、抗生物質をまったくとっていなかった人と比べて発ガンのリスクが27%増加します。
6回以上の処方を受けた人は、ガンの発症率が37%増加しています[8]」
何度も幅広く抗生物質を摂取することで、微生物叢や免疫システムに対し、世代を超えた有害な変化を起こす可能性があります.[11]。
この記事の参照元:
[1] http://www.naturalnews.com
[2] http://www.thehealthyhomeeconomist.com
[3] http://www.staph-infection-resources.com
[4] http://www.genotypediet.com
[5] http://immunedisorders.homestead.com
[6] http://immunedisorders.homestead.com
[7] http://immunedisorders.homestead.com
[8] http://www.drlwilson.com
[9] http://www.bmj.com
[10] http://draxe.com
[11] http://chriskresser.com
http://www.immunesystemetc.com
(翻訳終了)
******
【コメント】
要は、こんな感じ?
いろいろな情報がありますので、判断は各自でご自由に。
ずいぶん前ですが、一度、娘に抗生物質が処方されました。投与中もかなりぐったりしていたのですが、その後まもなく別の感染症にかかったことがあります。ですので、抗生物質が免疫力を低下させるというのはよく理解できます。
日本ではちょっとした風邪でも抗生物質が処方されますが、イギリスではめったにありません。抗生物質さえとっておけば何でも大丈夫、と気軽に手を出す風潮は考えものじゃないかと思います。
私はそういう環境にあったので、ここ数年は抗生物質を摂っていません。インフルエンザも他の方法で乗り切っています。
【関連記事】
「タミフルはインフルエンザに効果がない 専門家がロシュ社を非難」
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9月9日【Natural News】http://www.naturalnews.com/046990_antibiotics_Big_Pharma_immune_system.html より翻訳
1940年代以降、バクテリアによる感染症には抗生物質による治療が普通となっており、
ほとんどの人は、抗生物質と呼ばれる薬剤が感染症に対する奇跡的な「特効薬」であり、人類を苦しめている致命的で主だった感染症を抑えているのは抗生物質だけのおかげだと信じているようです。
しかし「医学の役割:夢かまぼろしか」の著者であるトーマス・マキューン医学博士は、次のように言及しています。
「一般的な感染症は、効果のある医学的介入が可能になったより遥か前に、減少していた」
グラフはこちらからご覧いただけます。→リンク
抗生物質を避けたほうがよい7つの理由
(1)バクテリア(細菌)の特別変異
1947年、ペニシリンの大量生産が本格的に始った時、ペニシリンに耐性を持つ菌、黄色ブドウ球菌がまもなく発見されました。
適切に使用されている場合でさえ、抗生物質はバクテリアの特別変異を引き起こすというのが事実です[2]。実際のところ、メチシリンに耐性のある黄色ブドウ球菌による感染は、抗生物質の処方数の多さと相関関係を示しています。
2009年、世界で病院での感染症にかかる率が最も低い国の一つがノルウェーでしたが、それはなぜでしょうか。
約30年前、ノルウェーは、抗生物質の使用を一般的に削減し、また同国により強い抗生物質が入ってくることを禁止するという極めて重要な決断をしています[3]。
(2) 免疫システムを弱める
自然療法医で、ピーター・J・ダダモ(Peter J. D'Adamo)博士は、人間の血液型と生活様式、栄養や健康の相互関連性に関する先駆的な研究で有名です。
そのダダモ博士が次のように説明しています。
「自分の身体を、抗生物質の介入なしで外敵と戦わせることによって、
身体はその時点での感染やそれに似通ったものに対する特定の抗体の記憶を発展させるだけでなく、
身体が次回に挑戦や攻撃を受けた時にもっと効率よく戦う能力を得ることができる」
つまり、侵入者は強くなっているにもかかわらず、私たちの免疫システムは(抗生物質の濫用のせいで)それに対処する準備が昔ほどはできていないということです[4]。
抗生物質は、免疫システムがもっと効率よく機能する手助けをしているさだけというよりはむしろ、その反対で免疫システムを抑圧しているのです。
実際には、抗生物質は「免疫反応を遮っている」のです。
抗生物質は感染のレベルを下げることはできますが、根絶することなできません。それができるのは免疫システムだけなのです[5]。
(3) 感染症の再発
ある科学的研究によると、抗生物質による治療を受けたものは、抗生物質を使用していない人間と比べると、感染症の再発に襲われる場合が多いということです。
たとえば、耳の感染症に抗生物質を処方された子供達は、感染の再発に定期的に悩まされているということです[6]。
(4) 菌類およびバクテリアの異常繁殖
抗生物質によって起こる菌類およびバクテリアの異常繁殖からは、内毒素(身体内で生成される毒物)が生成され、これが免疫システムを抑圧しています。
この内毒素は「免疫システム内の細胞間の伝達経路」を破壊します。
ImmuneDisorders.Homestead.comでは、次のように説明されています。
「これらの伝達経路が機能していない場合、免疫細胞は(外敵を)攻撃しません。
健康的な腸内微生物叢は免疫機能をサポートしますが、この伝達経路の代わりの役割を果たすことはできません[7]」
(5) 慢性疲労症候群
抗生物質を繰り返し使うことと、慢性疲労症候群を含む慢性的なウィルス性疾患などとの関連性が確認されています[8]。
(6) エイズ
エイズ研究からは、エイズのリスク要因は免疫反応を弱めることにあり、これが抗生物質を何度も利用した前歴と関連していることが示唆されています。
アメリカ国内で、エイズの発症率が最も高いグループが同時に、抗生物質の利用率が最も高いグループでもあった、ということはまったくの偶然ではないかもしれません[8]。
(7) 発ガンリスク
BMJジャーナルによると、6回あるいはそれ以上に抗生物質の処方を受けたグループは、それよりも抗生物質への接触が少なかった治験参加者と比べて、あまり一般的でないガンを発症する可能性が1.5倍であったことが発表されています[9]。
2002年のフィンランドの研究によると、抗生物質への接触が高いほど乳ガンの発症率が高くなることが判明しています[10]。
2008年のInternational Journal of Cancerによる研究報告:
「2~5回抗生物質の処方を受けた人は、抗生物質をまったくとっていなかった人と比べて発ガンのリスクが27%増加します。
6回以上の処方を受けた人は、ガンの発症率が37%増加しています[8]」
何度も幅広く抗生物質を摂取することで、微生物叢や免疫システムに対し、世代を超えた有害な変化を起こす可能性があります.[11]。
この記事の参照元:
[1] http://www.naturalnews.com
[2] http://www.thehealthyhomeeconomist.com
[3] http://www.staph-infection-resources.com
[4] http://www.genotypediet.com
[5] http://immunedisorders.homestead.com
[6] http://immunedisorders.homestead.com
[7] http://immunedisorders.homestead.com
[8] http://www.drlwilson.com
[9] http://www.bmj.com
[10] http://draxe.com
[11] http://chriskresser.com
http://www.immunesystemetc.com
(翻訳終了)
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【コメント】
要は、こんな感じ?
いろいろな情報がありますので、判断は各自でご自由に。
ずいぶん前ですが、一度、娘に抗生物質が処方されました。投与中もかなりぐったりしていたのですが、その後まもなく別の感染症にかかったことがあります。ですので、抗生物質が免疫力を低下させるというのはよく理解できます。
日本ではちょっとした風邪でも抗生物質が処方されますが、イギリスではめったにありません。抗生物質さえとっておけば何でも大丈夫、と気軽に手を出す風潮は考えものじゃないかと思います。
私はそういう環境にあったので、ここ数年は抗生物質を摂っていません。インフルエンザも他の方法で乗り切っています。
【関連記事】
「タミフルはインフルエンザに効果がない 専門家がロシュ社を非難」