10/10きみどり家猫の穴 wine list 1. オッテスのスパークリング | 赤羽わかうら 愛媛道後 英語大好き ミカ子のブログ

10/10きみどり家猫の穴 wine list 1. オッテスのスパークリング

ミカ子です。


早速ですが、10月10日ドイツワイン会でお出しする一本目のワイン。

コチラですダウン


オッテス ロルヒャー ボーデンタール シュタインベルク リースリング ゼクト 2004

赤羽わかうら中華ワイン  



ミカ子は、昨年、オッテス醸造所の所有者であるオッテスさんと直接お会いする機会に恵まれました。

それをご縁に、オッテスは、当店の定番品となりました。

全てのお客様に自信をもってお出しできます。



オッテスワインは、こんな処で造られたお品です。ダウン
赤羽わかうら中華ワイン


ラインガウ地方  ローレライで有名なライン河沿いです。

ライン河が訛ってラインガウと呼ばれるようになりました。 (ウソですよ、念のため)


ライン河に沿うロルヒ村(ドイツ的にいうと、ロルヒャー村です)にオッテス醸造所はあります。

傾斜のきつい地形です。

日当たり良くいい葡萄ができます。


傾斜がきついということは、農業機械を使えないということです。

葡萄栽培を手作業でするということは重労働ですが、

反面、細かなケアが可能であるため

高い品質のワインを造ることができる・・・とのことです。


ミカ子は、2004年のゼクト(スパークリングです。)は飲んだことがありませんが、

2007年のゼクトを去年飲みました。

今まで飲んだスパークリングは何だったのか???

と思うほどの美味しさでした。


ロルヒ村の地形は複雑で、年によりゼクトに適する葡萄ができる畑が異なるそうです。

ゼクトに適する葡萄は、貴腐がついておらず、酸が比較的強いタイプの葡萄です。

葡萄の糖度があまり高いものは適しません。

したがって、早い時期に収穫したものをゼクトに使用するそうです。


ここに書いていることは、醸造家であるオッテスさんから伺ったことです。

ミカ子は「貴腐が・・・」のあたりはよく理解してません。


猫の穴としては、どうぞ飲んでくださ~い、美味しいでしょ?

それだけでいいのです。

ただ、造り手の想いの籠ったお品だから大切に味わいたいです、

ということも同時にお伝えしたいのです。


沢山の人が想いを込めて、毎日毎日手を入れて育てた葡萄。

オッテスさんのお爺さんの頃から始まったワイン造り(1941~)。

子から孫へバトンタッチされて伝統に最新の醸造学の技術が加味された素敵な飲み物。

キラキラと輝く爽やかなシュワシュワ。

飲んでみたくありませんか?




さて、こちらはダウン 2年前?師匠がオッテス醸造所を訪問して際に

パチリと撮ってきた醸造所の看板です。

素敵な石垣です。
赤羽わかうら中華ワイン



引き続き師匠の撮った醸造所の写真です。

師匠は、ドイツの様々な醸造所を訪ねて

現地の方からお話を聞いています。

赤羽わかうら中華ワイン  



少し長くなりました。

普通は、どんな風に美味しいのか(アロマが・・果実味が・・・)を書くのでしょうけれども、

ミカ子の筆力で、オッテスワインのお味のイメージを皆様にうまくお伝えできるとは思いません。

この美しくも手間のかかる傾斜地で

親子3代取り組んでできたお品なのだ・・・ということだけお伝えさせてください。

後は、当日のお楽しみに。


ミカ子より愛を込めて。