最近、妙に自分が年を取った気がしています。
周りに自分より若い社員が増えたからでしょうか。

もちろん、その影響もあるとは思うのですが、ふと気づくと、
昔に比べて、新しい分野の仕事へ少し奥手になっていたり、
妙に失敗を恐れている気がしてなりません。

前職で、久々に新卒の時の上司と面談したときに、
「昔に比べて、小さくまとまっている。失敗を恐れているんじゃないのか」
と言われました。

その時は、正直、「何を言っているんだ」と思いましたが、
今になってみると、的を得ている部分もあるなと。

経験を積むにつれて、色々と見えて来て、
その見えて来た故に、安全なほうへ、自分の知っている道のほうへと
自然に行きたがってしまうのか。

この年齢で、変化を恐れるとは、正直マズイ傾向ですね。
笑。ハイ。気をつけます。

最近は、そんなわけで、未経験の分野へも頑張って挑戦中です。
正直、ストレスがたまり、憂鬱であることは事実ですが、
それも自分のためと、言い聞かせる毎日です。


ちょうどそんなとき、カンブリア宮殿を見ていたら、
幻冬舎の見城さんとサイバーエージェントの藤田さんが出ていて、
「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」という本の話をしていました。


この本は、テレビを見る前に本屋で手に取ったことがありました。
とても強烈な本のタイトルですよね。


お二方の仕事に対する哲学がかかれていて、とても面白い本でした。


その中でも印象に残ったのは、「ノー・ペイン、ノー・ゲイン」
苦しみ抜いて得たものだけ、価値があるとのこと。


確かに筋トレだって辛いから、効果があるもんね。
頑張ろう、そして今日も腹筋しよう。


本日は、夢カナマスターコースの8月定例会。
今回の講座は、
「執筆講座(応用編)」と「研修講師を目指す人へ」。



執筆講座(応用編)では、文章の書き方だけではなく、
執筆に必要なことや、ここだけの裏話を色々教えていただきました。

執筆とは文章を書くだけではなく、
企画やコーディネート、取材やスケジュール管理など
多岐にわたるタスクをこなさなければいけないんですね。


今回お話を伺って、執筆はたくさんの時間と労力が費やされていることがわかり、
前よりも執筆に対する興味が高まりました。


あとは、取材の時には、
「反論する」、「相手の矛盾をつく」ことも、時には必要のようです。


相手のいうことを聞いているだけでは、なかなか面白い回答は出てきづらく、
時には相手のいったことを反論したり、矛盾をつくと
取材相手も気づかなかったことを発見して、盛り上がるようなんですね。


今まで、私もヒアリング等をさせていただいたことがありましたが、
相手のいうことを聞くばかりで、このあたりは全然できていなかったので、
今後はぜひ自分も実践しようと思いました。


「研修講師を目指す人へ」では、
研修講師になるまでの道のりや求められるスキルなどのお話。
研修業界のお話は聞いた事が無かったので、とても貴重な経験でした。


研修講師になれるぐらい、特定の分野に詳しくなれるのは、理想ですね。

私も今後執筆の機会を頂戴することになりそうなので、
文章力をつけたいと思い、購入しました。


「伝わる!文章力が身につく本」(高橋書店)」


新聞記者を経て、東京大学の客員教授をされている
小笠原信之さんが書かれた本です。


わかりやすい文章の書き方から、文章の組み立て方まで
うまく書くために必要なことが数多く紹介されていました。
「原文」と「改善例」という形で、どこをどのように直すと良いのかが
わかりやすく紹介されていたのが、とてもわかりやすく感じました。

私の場合は、

「文を飾りすぎない」

「○○的、○○性、○○化を多用しない」

「一つの文にあれこれ詰めすぎない」

「こそあど言葉を乱用しない」

などが特に気をつけようと思いました。

頭でわかっても実践しなければなかなか身に付かないと思うので、
これからもブログなどを通じて、頑張って文章力を身につけなければ。。。

その他、「文章を書く前に徹底的に考える」ということも非常に重要ということを再認識しました。
ブログでは正直そこまで考えなくてもと思ったりもするのですが、
仕事で文章を書く前にはもっと展開をしっかり考えなければ良いものができないんだなと。
最近では分析もまずはしっかりと問題を定義してから、分析を行うと教えてもらいましたし、
何事もどう進めるかを事前にきちんと設計する事が大事であると、つくづく感じました。


この文章を読み返しても、自分の文章力はまだまだだなと実感。笑。
これから少しずつ頑張ります。