カチンッ!! | わかさ生活 秘書課のブログ

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みなさん こんにちは 石場 朝展(イシバ トモヒロ) です。

朝夕は涼しくなり過ごしやすい季節となってきました。

今日は、先日あった出来事を記載いたします。

なかなかの裏話かと思いますので楽しんでご覧ください。


わかさ生活の中では、お客様へのサービス向上のため

毎月実に多くの企画を進めております。

そういった企画の実行内容や企画実行にかかる費用は

最終的に角谷社長にご確認いただいています。


すべての企画を角谷社長が企画担当者から報告を受けて

進めるのは時間がいくらあっても足りません。


そこで角谷社長に代わって、角谷社長と同じ考えで企画の判断を

実施していくIPDCA運営会議を実施しております。

この会議に角谷社長は参加されておらず、各部署の部長が

会議に参加して各企画担当者からの報告(プレゼンテーション)を

聞いてその企画をそのまま進めていくべきなのか、中止すべきなのか、

企画内容を修正すべきなのかの判断を実施しています。
(私も運営側としてこの会議に参加しており、この会議で企画に

対し出た判断結果を角谷社長に報告するのも私の役目です。)


この会議の結果報告の時間を私は毎週といっていいほど

お時間をいただきご報告させていただいています。

1回の会議で企画が20件程あり、週に2回企画に関する会議を実施しているので

毎週私から角谷社長に報告させていただく企画の件数は40件もあります。


私たちが会議の中で10分20分と時間をかけて話し合っている内容を角谷社長は

これは進めてください」「これは駄目。やり直し」「この点に注意して実行させて」と

即座に判断され最終的な判断をしていただいています。


いよいよ今回の書き込みの本題に入ります。


先日会議の結果報告を実施させていただいた際の出来事です。

私からの会議の結果報告が終了し、5分後には次の部門からの

報告を聞かれるといった状況の空き時間に


「石場くん。総務にいって針金を切れるようなペンチがないか見てきてくれないか?」

と言われました。


理由は、その日の午前中に歯医者に行かれて治療をされた際の治療器具が

口の中で外れてしまっていたのを切断する為でした。


すぐに総務に向かいペンチ?ニッパー?何か針金を切れそうなものは

ないかと探しましたが見つからず少しお時間をいただくことをお伝えし、

会社横の百貨店にニッパーを求め走りました。


あれほど必死になってニッパーを買い求めたのは人生初でした。


そして、ニッパー発見!再び会社に走って戻り、ニッパー片手に

角谷社長のもとへ。

(他の従業員に見られていたら変な光景だったかもしれません)


角谷社長は口の中では針金が外れているだなんてわからないくらい

平然として次の部門の報告を聞かれていました。


報告が行われている中、私が戻ったことを確認された角谷社長は

報告中の従業員に少し席を外すことを告げられ、


ニッパー片手の私とともにトイレへ直行。


そして、口からはみ出た針金を私が切断することに!


間違っても口を切ったら大変だと思いながらも


「失礼します。(ドキッ・・・ ドキッ・・)」


「カチンッ!!」 



「痛っっっっ-----!」


とはならずホッとしました。


無事、口からはみ出た針金を切断。


その後、引き続き各部門の報告を聞いてくださいました。


歯医者へ行って治療をやり直してもらおうと思えば、

会社を出て治療にいける時間であったにも関わらず

ご自身の体のことより報告を聞くことを優先してくださいました。


こういったことはほんの一例であり、京都本社にいらっしゃらない際は

TV電話で従業員からの報告を聞いていただいたり、
はたまた、海外出張をされている際は、我々がいる日本時間にあわせて

海外の夜遅くや早朝に聞いていただいたりと

あらゆる状況でも、お時間 を作ってくださっています。


我々、従業員の中でも角谷社長が今どういった状況なのか、

体調がどうなのかということがわかっておらず、

失礼があることも多くあるかと思います。


いかなる状況であれ時間を作り報告を聞く時間をとっていただいていることを

従業員一人ひとりが理解して、その時間を無駄にしないよう、

そこに至るまでの考え・行動を変えていくことが重要だと感じます。


秘書という部門は角谷社長と従業員のちょうど間にいるような

ポジションなので角谷社長の状況であったり体調を理解した上で


様々な会議・商談等の調整をしていけるようにしていかねばなりません。