行政書士試験の勉強方法②
[行政書士試験の勉強方法① ]では、全般的な話を書きました。
次に
科目ごとの勉強方法について触れたいと思います。
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憲法
ほぼ必ず条文問題(条文の字句の正誤を問う問題)が一問出るので、落としたくないと思いました。
通勤中に憲法の朗読(CDが出ています)を聴いて、一字一句を覚えました。
判例の問題は、無理に覚えようとするのではなく、最初は国語の問題だと思って対峙するようにしました。
くりかえし解くうちに「この判例はこういうこと」というのが頭に入ってきます。
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民法
条文全部暗記は行政書士試験では必要ないと思います。
一度に掘り下げようとせず、全体をくりかえすことで徐々に深度を深めるようなイメージで取り組みました。
「この条文は誰の、どういった権利を保護しようとしているのか?」というのを常に意識すると、
定着しやすいように思います。
あと、
たとえば、賃貸借と使用貸借、委任と事務管理、離婚と離縁といったいように、
比較しながら覚えるといいと思います。
横断的な比較問題はよく出ますし、なにより
2つの事柄について、同じところと違うところを知ることで、
覚える量を減らすことができるからです。
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行政法
手続法、不服審査法、事件訴訟法は
それほど条文数の多い法律ではないですが、
落としたくないところなので、少し手間をかけました。
条文をwordにコピーし、
http://www.e-gov.go.jp/index.html
word上で見やすいように整理しプリントアウトしたものに、
不足部分を書き込むなどしてノートを作りました。
はじめは苦手だったのですが、くりかえすうちに、
さほど難しい法律ではないことがわかりました。
思い込みをせず、正確に覚えることが得点につながるような気がします。
ここでも
比較できる部分はできるだけ比較して覚えるようにしました。
特に上記の三法は、横断的比較の問題がよく出るように思いました。
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地方自治法
最初は、条文数が多くて泣きそうになりました。
なので条文はあまり読まないで、テキスト中心に勉強しました。
問題を解いていくうちに、
重点的に出題される範囲はそんなに広くない、ということがわかります。
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商法・会社法
こちらも条文数が多くてへこたれてしまうので、
テキスト中心に、問題を解くことに重きを置きました。
地方自治法同様、問題を解いていけば、よく出るところが分かって勉強がしやすいです。
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記述式・多肢問題
これといって特別なことはしませんでした。
「この条文は誰の、どういった権利を保護しようとしているのか?」を意識して
丁寧に勉強していれば解けると思います。
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基礎法学
あまり時間をかけませんでした。
模試等で出た問題を繰り返し解いて覚えました。
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一般知識
一通りテキストを勉強した後は、
●文章理解
●個人情報保護関連
●行政オンライン法等の関連法令
を中心に勉強し、
その他は模試等で間違えた問題だけをやっていました。
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次は[モチベーションの維持 ]について書きたいと思います。
読んでくれてありがとう。
>>行政書士試験の勉強(テーマ)
>>合格シュミレーションをしてわかること ①
>>使った教材等
※あくまでも個人の体験を例示しているものであり、合格を保証するものではありません。
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