論理的に書け!
などとよく言われますね?
というか、私がよく言います。
論理的に書くのは難しくありません。
というか、論理的じゃなく書く方が難しいはずです。
簡単に言うと、
「主張とその理由を書くこと」です。
言い訳を書いてあるか。
その言い訳は理にかなっているか。
理にかなっている、というのが、論理的ということです。
もう少し別の言い方をすると、クイズ形式でしょうか?
実はちょっと違うんですけど、
とっかかりとしてはわかりやすいので。
クイズの「問題」と「正解」と「その理由」。
この3つがそろっている文章が、論理的なんです。
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問題:
バスが始発駅で3人乗せ、次の駅で5人乗って、2人降り、
次の駅で1人乗って、2人降りました。
さて、いまバスに乗っているのは何人?
答え:
6人
理由:
バスを運転する運転手もいますよ。
乗客ではなく、バスに乗っている人数を答える問題でしたね。
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こんなもの、誰だって書けるわけです。
ところが、書いていると、頭の中で無意識に
理由の部分を繰り返し消化しているので、省略しちゃうんです。
もう、早く答えにたどり着きたい。
理由なんてどうでもいい。
オチだけ言いたい。
実は、話の構造上、オチは「理由」の部分なんですが、
「答え」が結論だから、早く言いたいんです。
言いた過ぎるんですよね。
だから、落ち着いて、
「問題」と「正解」と「その理由」で、
書いていきましょう。
正解ではなく、理由が盛り上がるところですよ!
なお、内容とはかけ離れてしまいましたが、
『非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門』
の中の一部を参考にしています。
非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書) 飯間 浩明 by G-Tools |