ネットを見るとどっちに転ぶかわからない

とか 後半30分までは近大が押していた

とか あります。


私自身はそんな感覚はあまりありません

でした。


選手たちもおそらく、どっちに転ぶかわからない。

というような感じはもっていなかったのでは?


前半を終わって7対7

相手の取ったトライはラインアウトから走りこんで

きた選手がラックにして、早い球出しでBKがショートキック。

DFラインの裏に落とし時分でキャッチ。

フォローにパスしてトライというものでした。


ショートキックが丁度いいところ(近大にとって)に落ちたものでした。


スクラムも押していたし、ラインアウトもそこそこ。

なにより、DFでゲインされた時の戻り方は更によくなっており、

これまで苦手としていた、人数が足りない時にスライドするDF

などはかなりうまく動けていたので、

DFが崩れていたシーンはほとんど見られなかった。


ラインアウトモールはひょっとしたら取られるかもしれないなぁ

と思ってはいましたが、逆に言うとそれ以外はあまり取られる

気がしませんでした。


なので負ける感じは早くからしませんでした。

ただ、こちらは雨でも展開する(近大は自陣からはほぼハイパ

ント)ためノックオンが多く、

いいDFで相手ボールを取り返したら、ノックオンなどミスで

またもや相手ボールが続くといった状況でした。


他には、レフリーが・・・

でしたねぇ。

一定していないので癖を読むのもなかなかできないです。

例えば近大ボールラインアウトでジャンパーが腕を自陣ゴール側

にほぼ水平に伸ばしたところでバッチリキャッチしたシーンでは

ノットストレートを取らなかった。

このため、このレフリーはノットストレートに甘いのかと思っている

と後半には、上の例よりはるかに”まし”なラインアウトスロー

をノットストレートにしていました。

一定でないので読めません。


また、ラインのオフサイドを全くと言っていいほどとらない。

一つとったかどうかぐらいでした。

近大がオフサイドで出てきても、おとがめなし。

春の慶応戦ほどではなかったですが、

ひどかったです。

最後にはラインのオフサイドを取らないのが

わかって同志社までさがらなくなりました。

ラインの攻防については面白さがかなり減りました。

ワールドカップも開催することですし、

レフリーもレベルアップしてほしいと思います。


ただし、近大3番がスクラムで落とそうとしていた

のをきちんと見抜いて、前半終わりから、

近大3番側に立ってみて、ペナライズしたところは

レベルが高かった。

見え見えで落としていたわけではなかったので、

通常のレフリーでは見逃してしまうところです。


ひょっとすると秋山君から抗議したのかもしれません。


関学はスクラムが弱く、落とすか1番が3番のほうに

ななめに組んでいるようですので、対処が必要です。

関学の落とし方は背中の上のほうを丸めて組んでおき、

組み負けると丸めた背中をさらにまげてそのまま落として

しまうものです。

春の対戦でも同じパターンでやってましたね。


相手の背中がまるまっているのでささえられず、

落ちる ってぐらい抗議すれば落とすのについては

なんとかなるのでは。


ただ、同志社で少し気になるのは、フォローが遅れる

ので、オフザゲートやオフサイドのような反則は

近大戦以外でも少し目立ちます。

フォローの遅れは修正したほうがいいと思います。


あとは、ノックオンですね。雨とはいえ、多すぎました。

これでは・・・。


全般的にFWが押されることがなかった。

FWで崩されないので、SOが余裕をもってキックが

出来る状況でした。


それにしても、近大戦の渡邉君のキックはかなり

良かった。

相手のいないところに落とすキックは絶品。


私は近大の応援席の近くに座っていたのですが、

近大の父兄らしき人も試合後半に「あのSO凄いな」

と言っていましたね。


敵ながら天晴れって感じでした。


柴田君は後半トライにつながるいい動きをしましたね。

思わず、スタンドから「ええぞ~っしばた~」と声を

出してしまいました。


ミスやレフリングなどはあったので、なかなか離せなかった

ですが、DF面は更に落ち着いて、じわりと勝った感じです。


来週は関学戦、失点を抑えることです。


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