むかぁ~しむかし、そんなCMが………。違いますね。「しあわせ。」ですよね、ふんとに。CMに出てた女の子、かわいかった(よな)。

 いやいやいや。今回は「おててを合わせてグリングリン!」とタコ棒を回すはずだったのですが、なぜか地元で見つからず。摺り合わせ用のコンパウンドは売ってるのに。で、このコンパウンド、車の老舗用品屋・ NAPAオートパーツ  に売っていたのですが、 英語で「ラッピング・コンパウンド」と言うと聞いて、探すと見つからない。店員のおねーちゃんに聞くと「何するの?」。「…おまえなぁ、仮にも自動車用品店に勤めてるんやろが!」と脳裏にせりふが「グリングリン」しながらも悲しいかな、丁寧に説明する(英語で文句が言えない)おいら。「あぁ、それなら!」と言いながら、ついてこいというので連れられていった棚できょろきょろと探してくれるも結局わからんようで、別の店員のおにいちゃんに聞いている。で、おにいちゃん曰く、「水性にする?油性にする?」…す、水性?ってなんやねん。と思いながらも、エンジンのバルブ摺り合わせに水性はないやろぅ、スイセイは!ってことは油性やろ!と即断して「グリ~スベ~ス!」と答えたら、ほい!これね!と渡されたのがこれ。
コンパウンド
 「ばるぶ・ぐらいんでぃんぐ・こんぱうんど」…。「ラッピング・コンパウンド」とちやうがな。確か、約$5なり。…こんなにいらんねんけどな。ほんと、指のひと関節分くらいあったら一生使えるやろに…。




 それは置いといて、グリングリンですよ。タコ坊じゃなくて棒がなくても何とかしてやる!ちゅうか、最近タコ棒を使っているひとはそんなにいるのかなぁ、ってきがしてきた。ググって見るとですねぇ、かなりの確率でこんなコトやってます。これ↓…。
横着中
 よかないだろうなぁ、でもしかたがないのよん。と言い訳してウチでも採用してみました。一応、最初の数分はドリルを超低速で回転させ、バルブの開閉動作をしてコンパウンドを細粒化させながら馴染ませます。まんべんなくコンパウンドが行き渡ったところで、回転を速めて(最高速じゃないよ、ほんと…だよな)開閉動作も続けます。これが結構辛い。これって、六発とかV8マニアなマルチ組はず~っとやる訳ですか?  単発万歳! マルチは乗るだけにしておきます。誓います、マルチエンジンバラしません。(たぶん)


 …まぁ、無駄話をしている間に、ほれ。


摺り合わせ中
 上の二つは摺り合わせ末期です。下の二つの「煤挟んでみた」状態と明らかに違いますね。しっかし当たり面が広すぎるよなぁ。でもバルブシートカッターはないし、だいたいあっても一般ピーな私にそんな腕はありません。まぁ、もれなきゃいいんです、漏れなきゃ。





バルブも摺り合わせ中
 んで、これがパートナーさんたち。吸気か排気か忘れたです。でもたぶん、排気側。左がビフォーさん、右がアフターさん。もう、一目瞭然ですね。




こんな調子で4本分、さくさくと終了。やってられん。


んで、
特殊加工だ!
 こんなものを作成しました。用意した部品は銅管用レデューサ3/4inch>>>1/2inch、¢70ナリ。の3/4inch側に電のこで数回切れ込みを入れて窓を作ります。


んで、
セット。
 こんな感じで、組み合わせます。それらしいでしょ?




 んで、



コッタ組込中
 こーします。もぉめちゃくちゃラクちんです。最初からこうするべきだった。








特殊部品!
 拡大すると、こんな感じです。窓からのぞくバルブステムの頭のところにコッタを放りこみます。結構手強いです。なくさないように。





組めました。
 組めましたですよ。コッタの組込に1時間以上手間取り、へろへろでした。(呑みながらやるのが遺憾のですが…)



 で、一晩掛けて




漏れ調査
 オイルで漏れチェック。ガソリンでやる人もいますが(ってか、それが標準なのか?)くさいし危ないのでアブラがいいです。ただし、粘度が高いのでなかなか結果が見えませんが。っま、一晩おけば十分でしょ。



さて、どうなることやら。