用事の終わった日曜の午後
2時半をまわっていましたが
登山へGO
ハッピー兄は一緒に
来てくれませんでしたね
気が乗らないとのことで欠場です
赤城はちょうどツツジが咲いていました
花見ができますね
この時期に来て良かったです
小沼の上から長七郎山に登ります
あたしが先に行きますよ
緩やかな傾斜の道でした
小沼周辺は写真を撮る人がいましたが
登山道は誰もいません
ツツジに励まされながら登りました
ハッピー 端には寄らないでね~
「頂上に誰かいるといいよね~」
熊も怖いので なるべくハッピーに
話しかけながら歩きました
道はリボンが頼りです
頂上に着きましたね
ハ~ハ~
水分補給しましょう
頂上ばんざ~い
あいにくのお天気で
下界はぼんやりしていました
頂上に中学生くらいの男子がいました
男子は「こんにちは」と挨拶してくれました
「家族と来たの?」
(離れたところに女性がいました)
「1人です」
「中学生?」
「違います」
「向こうにも道はありますよね」
「はい」
そんな会話をしてお互い
反対方向へ進みました
ここまで30分くらいでしたね
楽に歩いてこられて頂上
初心者向けですね
もうひとつの登山道は
石がゴロゴロしていて
多少傾斜がありました
少し下ると平らな広場に出ました
ツツジは綺麗ですが・・・
こんな岩場です
どうなるのでしょう・・・
こちら側には女性たちが
下りていったので
ちょっと安心しながら進めました
また平らな広場に出ました
分岐です
この先はもう小沼でした
安心できるところまで1時間で
帰ってこられました
対岸のツツジが綺麗でした
湖畔をのんびり歩きました
ハッピーを撮ったら
偶然 知っている人が写りこんでいました
前のパート先の人でした
「山で男の子を見ませんでした?」
「見ましたよ~」
服装が一致して
その方の息子さんだと判明
もう戻ってきてもいい時間でした
しばらく様子を見ていました
もしかしたら違うほうへ下りたのかもと
鳥居峠のほうまで車を走らせました
また戻ってきましたが親子は
どうなったかわかりません
こちらは帰ることにしました
ママは見捨てたんですね・・・
白樺牧場の見晴らし台で
もしかしたら車が通るかな~
なんて見ていました
(実際どんな車に乗っているのか知りません)
一緒に探せばよかったって
後悔しているんですか・・・
明日 遭難のニュースが出たらどうしよう
最後に言葉を交わしたのが私だなんて・・・
一緒に下りてあげればよかった
頂上バンザイの気持ちは
まったくもって影を潜めてしまいました
それから家に帰って
前のパート先の連絡網を
引っ張り出しました
電話してみました
ジャカジャン
無事でした
小沼で待っていると約束していたところ
車で待っていたそうです
ほっとしました
「高校生の息子1人に
登山させて自分は疲れるからと
小沼で待っていたオヤジめ・・・」
と、つぶやいてみても怒ってはいません
その人らしい行動で笑っちゃいます
その人は面白い人として
思い出の中にあります
最近どうしているかな~なんて
懐かしく思い返したばかりだったので
あの場で行き会えたのが不思議でした
赤城山のツツジが見頃です
咲いているうちに余裕を持って
見に行きたいものです