新聞社やテレビ局には毎日、
事件事故の情報が集まってきます。
その中で何を選んで、
どのように報道するかは、
「報道の自由」とされ、
各社が独自に判断しています。
新聞は商業誌なので、
購読料や広告収入によって会社を維持しているので、
いっぱい売る為の紙面づくりをシマス。
売れる為には読者の興味をひく内容を掲載しなければ、
会社の経営が危うくなりマスヨネ。
報道関係によくある例え話として、
1.「男性が犬に噛まれて重症を負った。」
2.「犬が男性に噛まれて重症を負った。」
1か2の事件のうち、
どちらか片方を新聞に載せるとしたら・・・
（決して動物の命を軽く見るわけでは有りませんが、）
人が重症になっている方が深刻デスヨネ。
それでも「人が犬を噛む」ほうが珍しいので、
多くの新聞社は2の方をニュースとして扱う傾向が有りマス。
7/16は海の日デシタ。
毎年「海の日」はテレビで、
「全国各地で水難事故が相次いだ」
というニュースが流れマス。
海の日に限って水難事故が、
何倍にも増える訳ではないのですが、
海の日にこのニュースを流す事が、
お決まりのようになってイマス。
結果として「海の日は水難事故に遭う確率が高い」
と誤解している人も多いと思います。
その他、
「報道の自由」があるので、
自社の不祥事や広告主の不利になる事件等、
自分達に都合の悪い事は、
なるべく小さく扱いマス。
「報道しない自由」もあると主張して、
重大な事件を全く報道しない場合も有りマス。
花王デモがほとんど取り上げられなかったコト。
原発デモが最初は報道されていなかったコト。
大津の問題もネット上で話題になり、
視聴率が取れる状態になったので、
急に頻繁に報道されているのでは？
（正義より視聴率を優先しているのでは？）
と疑ってしまいマス。
そしてマスコミ各社にはそれぞれ、
大まかな論調・方針などが存在し、
政治的な思惑で、
世論を誘導する事もありマス。
「椿事件」のような前例も有るので、
慎重に報道を見極めなければ、
日本の未来が危うい状況デス。
（2007年以降の自民党政権に対しての報道も疑わしいデス。）
その他にも、
知られざる「マスコミの謎」が一杯あるので、
もっと勉強していかなければ、
一方的に騙されてしまいマスネ。
【ワゴンさん用語解説】 椿事件って何？
1993年に朝日放送が起こした事件。
日本民間放送連盟の話し合いで、
選挙時の報道姿勢について、
偏った報道をするよう持ちかけた事件デス。
椿事件 で検索すると、
ウェキペディア等で詳細が書かれているので、
とても勉強になりマス。
気になる方は是非とも調べてみて下さいネ。
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