前回のつづき

こうして来た道をたどって千畳敷に無事帰還。


下にも雪渓が残っていて、お約束として尻餅ついた私、ご苦労様です。

さて、ここで今回の山行を総括しておかなくては。

いくら楽勝コースとはいっても3000m級の山。
この冬あたりから膝に違和感もあって、歳を感じてた。
結局、8時半ごろ出発して13時に戻ってくるという、とてもノーマルで余裕のある山行ではあった。ほどよくガスが出て天候は最高に歩きやすかった。

でも、実際には息はあがるし足元はよたよた。
二足歩行は無理で、四足歩行すなわちストックがあったから何とか歩けたと思う。

さて実は今回、いわゆる山の三大リスクを抱えての山行だった。
つまり、山ガール(?)な上に中高年登山者、そして単独行。
人生初の単独行だったのだが、麓でパパが力強く送り出してくれた。
いわく「もうババアなんだからそのことを忘れるな」
いわく「おまえのたかだかの経験なんて糞の役にも立たないことを肝に銘じとけ」

もう、言い返す言葉もない真実である。

ということで山のマナーとして、初めてネットで山行計画書を作成して長野県警にメールし、パパにも写しで送っておいた。
さらに山行中には(このためにスマホの機種変してバッテリーに不安なく)GPSをオンにしてヤマメモを発信し続けた。

麓にいるパパや子供や子犬ちゃんもそれを見たら安心してくれると思ったわけ、。
もちろん遭難しても場所の特定がしやすいわけだ。
有り難いことに千畳敷や稜線はほぼネットワークが通じていた。
(しかし肝心のみんなはテニスやらに興じてたうえにパパのスマホは麓で電波が受からなかったんだけど)

そんなことより、ヨタヨタと歩いていて思った。
ここで私が倒れて一番迷惑をかけるのは、周りの登山者に違いない。
なのにネットで山行計画書を作ったけど、紙で持参していなかった。
これでは意識がなかったら私がどこの誰かすらわからない。なんと迂闊な。ごめんなさい。

こんな感じで、ひとりで登山するリスクを体感した。
でもねぇ、この歩き方じゃ、一緒に行く人の迷惑になるし、その点はマイペースでのんびり行けたと思う。ましてや誰かを連れていくとかそういう重責には絶対耐えられない。

今後も山に行きたいなら、膝の不安を解消すること、体力アップすることが必然。
その上で誰かと一緒に行けるようにしたいものだ。


ワロハ~♪

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