別々に作られていたアッパーとインソールは、この『ラスティングルーム』ルームで初めて一つになります。
まずホッチキスでインソールをラストにくっつけ↑（左）、アッパーをインソールのついたラストにくっつけます↑（右）。
写真でもお分かりの様に、作業者よりも大きなこのマシン。
「ウィーン、ガシャン、ウィーン、ガシャン」といった、スターウォーズに出てきそうな動きをします！
ラストについたアッパーとインソールは、トゥーとヒールの淵をのりで止められ↑（左）、アッパーとリブもホッチキスで止められます。
次にヒール部分に釘が打たれます↑。
空港の手荷物検査で靴を脱いでいる人を見かけるのは、この釘の為なんですね。
ラスト・アッパー・インソールが一体となった靴の原型は、仮止めされたホッチキスを外し↑（左）、ホッチキスを外している男性の左側にあるマシンで温められます。
レザーは温めると縮むという特性を生かし、レザーをラストの形に合わせるためです。
その後インスペクション↑（右）で左右対称かアッパーとインソールはきちんと付いているか等を確認します。
インスペクションを通った靴の原型はビニールに巻かれ、次のルームに進みます。
ビニールに巻かれる意味は、後のルームで…。
最後に、このルームを通過したという証明するために、チケットのバーコードをスキャンします。
次はメイキングルーム
です
Y太