というけれど、
どれだけ備えたら、不安は消えるのだろうか?
どれだけ将来の為にお金を貯めたら、安心なんだろうか?
どうなるかわからない未来を想定し、今をどれだけその将来の為に捧げたら、憂いは消えるのだろうか?
私の大切な相棒、むっちゃんは、
右目が見えません。
彼女の失明は、
避けられたかもしれない。
もちろん今でもそう思うけど、
きっと物事は、どんなに注意しても、
どんなに準備して身構えても、
起きる時には起きる。
そして、起きたことには、
本当は幸も不幸もない。
起きる時には起きる。
そして、その全てを体験できるのが、生きてるってこと。
どんなに傷つかないように、
損しないように、
憂いのないように、
備えても身構えても、
やっぱり辛いことも悲しいことも、
聞いてないよってくらいの想定外に口が塞がらないことも起きる。
それが、
人生ってもんです。
だから、思いっきり泣いたり、悔やんだり、怒っていい。
その後、笑い飛ばせばいい。
むっちゃんは、
今日も元気いっぱい。
動物は、今を生きてるからシンプルだね