日本「宗教2世」団体

政府に宗教信仰による児童虐待支援検討要請書提出

2024-05-16
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日本の宗教2世団体が宗教信仰によって発生する児童虐待問題に対して迅速な支援策の検討を要求する要請書を政府に提出した。日本の宗教2世とは、特定の信仰を持っている両親の下で影響を受けて育った子供たちの世代をいう。

16日、NHKによると、4月、日本の子ども家政庁は、宗教信仰によって発生する児童虐待について初の実態調査結果を公表した。

このうち児童相談所が虐待と判断した事例は昨年9月まで1年半期間の間47件あり、「宗教2歳」28人を対象としたインタビューおよび書面調査では、約半分程度が虐待経験を誰にも相談するできなかったと答え、助けを要請できる環境整備が課題として残っていた。

これにより16日、「宗教2世」当事者で構成された団体代表が子ども家政庁を訪問し、担当者に迅速な支援策の検討などを要求する要請書を提出した。

要請書には▽子どもが宗教に関する相談をしてもよいという事実が分かるように「宗教」キーワードが入った専用相談窓口及び支援機関を整備して学校にパンフレットを配布するなど広く知らせること、▽宗教2世の自立を支援する制度をきちんと設けること、▽虐待被害の長期的な影響を明らかにするため、当事者対象に大規模実態調査を迅速に実施することなどを要求した。

「JW児童虐待被害アーカイブ」の渡高代表は記者会見で「政府調査がなされたのは初めて非常に意義があったと思うが、ここから何をしていくかが重要だ。調査をして終わりではなく、相談体制を整備するなど要請した支援策に対して確実に対策を推進していきたい」と明らかにした。
 

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