男子トイレで狙われたのは刑事の下半身だった-。JR池袋駅の男子トイレで警視庁捜査1課の男性警部補(49)の下半身を盗撮したとして、池袋署が東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、練馬区の無職の男(31)を逮捕していたことが8日、同署への取材で分かった。

 同署によると、男は「男性の下半身に興味があった。トイレに警察官がいるとは。不快な思いをさせてしまった」と反省しているという。

 同署によると、男は7日午後8時ごろ、豊島区の同駅構内の男子トイレに入り、小便器の前に立って、体と便器の間から隠し持ったデジタルカメラを構えた。さらにレンズを隣に立つ警部補の下半身に向け、こっそりとシャッターを切ったという。

 被害に遭った警部補は、殺人事件などを捜査する「殺人犯捜査係」に所属。この日は仕事を終え、部下と帰宅途中だった。警部補は不審な動きを見逃さず、「何をしているんだ」と一喝。逃げようとする男を3人の部下とともに取り押さえた。カメラには撮影した画像が残っていたという。

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