ペナルティ 脇田寧人(市立船橋) | 小嶺魂 魂のブログ

ペナルティ 脇田寧人(市立船橋)

熱戦譜 魂の軌跡 ~第34回~ 番外編・上


ペナルティ 脇田寧人(市立船橋) ~名波をマークした男~
ワッキー


第69回選手権大会は、全国48の代表校とアジアユースに代表を送り出している4校が協会推薦として出場。大会最多52校で争われた。注目は協会推薦の4校(清水商、習志野、武南、国見)その中でも清水商は、エース山田隆裕③を筆頭にGK大石尚哉③、安藤智安①、DF大岩剛③、薩川了洋③、西ヶ谷隆之②、MF望月重良②、田光仁重③、FW興津大三①、源平貴久③と史上最強と呼ぶにふさわしいタレントを揃えていた。そしてそのタレント軍団を操る司令塔に、天才レフティ・名波浩③がいた。一方の市立船橋は前回大会の出場権を習志野に奪われ、運良くその習志野が大会推薦の予選免除で千葉の代表権を獲得したが、千葉県内でも習志野につぐNO.2の評価。しかしDF高田昌明②中心の伝統のディフェンスは固く、エース永田崇③を擁し和田潤②鬼木達①水野純①など有望な下級生も多くダークホース的な存在であった。

その両チームが2回戦で早くも激突。前半、気迫の入った厳しいディフェンスで清水商に対抗、本来FW脇田を名波のマークに指名した布監督の采配が当たり、司令塔・名波を完全に抑え決定的なチャンスを作らせないまま終了。後半に入り49分ロングスローのこぼれ球を水島光②が決め先制。まさかの先制点を奪われた清水商は、68分脇田の徹底マークに苦しんでいた名波が、かかとで流したボールを、負傷で欠場していた途中出場の田光が蹴りこみ同点。結局勝負はPK戦に入り、1番手・山田が外し苦しい展開も、GK大石のセーブで清水商が辛うじて3回戦へ駒を進めた。

ワッキー2

2004年9月13日 福岡にイベントで来た際に、知人である福岡吉本興業所属タレント 赤峯康一さん(どんぴしゃ)をとうして頂きました。