妊娠判明から死産までの記録⑰【処置】 | 向空の下で・kanata・

妊娠判明から死産までの記録⑰【処置】

少ししてから妹が到着。



そしたら看護婦さんが太陽を連れてきてくれた。




「ママァ~にへ



笑顔で部屋に入ってきた太陽を見て、愛しくて抱きしめた。





部屋に長くいたらダメみたいなので、妹はすぐ太陽を連れて帰っていった。




すっごい寂しかったなぁ。



太陽と離れるのが本当に寂しくてしょうがなかった。




私がいないお泊りなんて初めてだし、すっごい心配・・・。







部屋で1人。




旦那遅いな・・・・。





そう思って電話をしたら、もう病院に着いていて待合で待たされてる。との事。




旦那だけにもセンセイからの説明があったみたい。




説明を聞いた旦那が部屋に入ってきた。




何を話したんだろう・・・。




覚えてない。




太陽のことと、これからの処置のことについて話をしてたと思う。






まだ旦那も私も泣いてなかった。






これからの処置は



子宮に風船を入れて刺激をして入口を広げる。



それで陣痛もくれば・・・。




といった説明だった。




分娩室に移動して、風船を入れることに。



普通の分娩室。



壁に





こんにちは☆赤ちゃん




って書いてた。




風船を入れるのが結構痛くて・・・・・



違和感がすごかった。




風船を入れた管のようなものがついた状態で下着を着て・・・・




そのとき看護婦さんが隣で付き添ってくれてた。




看護婦さんに




「産まれたら産声をあげることはないんですか?」



って、聞いたら。




「ん~。。。それはね・・・。」



って答えだった。




なんかまだ信じられなくって、


自分の赤ちゃんは生きてるんだ。。。って心のどっかで思ってた。