妊娠判明から死産までの記録⑭【死産宣告】 | 向空の下で・kanata・

妊娠判明から死産までの記録⑭【死産宣告】

蝶々2008/04/23 水曜日蝶々36週4日




いつもは土曜の健診なんだけど、この日は「おっぱい教室」を受けるため

水曜の朝早めの予約をしてた。




9時半から診察。

11時から「おっぱい教室」


お昼からは友達タチとUSJにいく約束をしてた。



朝・・・


毎回エコーの撮影をしてもらってるのでビデオを持っていってるんだけど、


朝さがしてもビデオを見つからない・・・。




これから毎週診察になるし、今日はUSJにも行くことだし・・・


今回はまぁ・・いっか・・・。



と、ビデオを持たずに家を出発。





病院に着くと玄関でミクシィのマイミクさんが声をかけてきてくれた。



同じ産院のコミュで知り合った、同じ月に出産の人。



私は顔を知らなかったんだけど、その人は私の顔を日記の写真をみて知っていたから声をかけてきてくれた。




「今日教室でるんですキャッ☆



と言ったので



「私も今日でる~Wハートまたあとで~きらきら




と会話した。





いつものように太陽を院内の託児ルームに預かってもらって・・・・待合で待ってた。






私の前の人に看護婦サンが


「次回の予約どうしますか??」


と日付を聞いていた。




次はいつもどおり土曜にしてもらおーっと。



って思いながら座ってた。




でも看護婦さんに聞かれることなく、診察室へ。





曜日が違うからか、いつもと違う女のセンセイ。




ベットに横になってる間に



「体重気をつけようねー」



って言われて、



「は~い焦



って、少し笑顔で答えた。







最近気が緩んで食べ過ぎてたな~汗




って思いながら、お腹を出して寝転んだ。






看護婦さんがいつものように心音をとろうとする。




音が聞こえない・・・。




「あれ・・・・・・・??私・・・心音とるのへたくそで汗




と言いながらいろんな箇所にあててるけど、音がない。




すぐにセンセイが



「エコーをみてみましょうね」



とお腹にエコーを当てた。





このときは、まさか・・・・・って思った。




まさかそんな大変なことになってるはずがない。




って思ってた。





でもその想いは一瞬にして崩れた。





自分でも見てわかる・・・・。





エコーにうつってる赤ちゃんの心臓がいつものように動いていない・・・・。





「え?????動いてないですよね・・・」




と言った私の言葉にセンセイは




「う・・・・ん・・・えっとね・・・・非常に言いづらいんだけど・・・心臓が止まってしまってるわね・・・・」




一番聞きたくない言葉がかえってきた。







「え???なんで??なんで???え??え???」



ずっとこの言葉を言ってたと思う。






まわりがバタバタと騒々しくなって、私のまわりにいっぱい看護婦さんがいた。





「もう少しゆっくりみさせてね・・・・」




とセンセイがエコーを見てる。





その時、看護婦さんの偉い人に





「胎動は??胎動はいつまであった??」



って聞かれた。






「わからないです・・・。ハッキリした胎動は確か20日・・・えっ??でも動いてたような・・・わからへん・・・・」




とりあえずパニックになってた。





「胎動表は?!つけてって渡したでしょ??!!」



「最近つけてなくって・・・」



「こんなときのために胎動表があるのよ!!!!なんでつけてなかったの!!!」




そのとき私のカルテの胎動表を看護婦さんが見て



「一週間前までちゃんとつけてるのに、なんで??!!!!!」



って怒られた。





なんて答えたんだったかな??



頭が真っ白になって覚えてない。。。









このまま入院になるといわれた。



荷物もあるし・・・・・



太陽も連れてきてるし・・・



旦那仕事だし・・・・





一回家に帰らせてほしい!!!ってお願いしたけど、



ダメ!!!!!って・・・・・言われた・・・・。





部屋に案内するから待っててください。



と、待合でまってる間に病院の玄関で旦那に電話した。





「もしも~し。どやった~??」



何も知らない旦那に自分から言うのがすごく辛かった・・・・。





少し黙ってしまって・・・その後、



「赤ちゃんあかんくなってしまってん・・・。

心臓が動いてなかった・・・。

今から入院で・・・・出してあげないとあかんみたいで・・・

帰ってこれる??」



「ほんまか??!!!

ウソやろ??!!!


すぐ帰るから!!!!!!!」




そんな会話をしてたら看護婦さんに声をかけられた。




旦那に折り返し連絡することを伝えて、病室のある二階へ。




「少しここで待っててくださいね」




そういって待たされた場所は新生児室の前のイスだった・・・・・。





新生児室の隣は陣痛室。




新生児室の前のイスには私と、知らない人の旦那サンが座っていた。






目の前には元気な赤ちゃんタチ。



隣には、今から産まれてくるわが子を楽しみにしてるだろう知らない人の旦那サン。。。





その場所で旦那に折り返しの電話をした・・・。






うつむくしかなかった・・・。