今月のWF本申請開始に向けて見本を完成させました。造形してから少し時間が空いてしまいましたが、最初にパテを練り始めた時の完成イメージに、何とか着地出来たのではないかと考えております。
先ずは全周を色々な角度からご覧下さい。
上下から角度をふって見ます。設定が大きなクリーチャーですので、下から見上げた角度が実際の見え方なんでしょうね。
今回の作品は、見せ場をいくつか予め想定し、更に作り易さと塗り易さを考えて造形ました。まずは顔のひび割れモールドです。
髪は普通に塗るだけで見栄えするようにモールドしています。私の作例も、今回は黒の上に少し茶色を重ねただけでして、墨入れやドライブラシも入れてません。
何気に力を入れた脊椎から背中です。ゲーム本編では倒れた時に一瞬しか見えない部分ですが、立体作品化することの意義の一つと考えています。
骨格だけの下半身です。墨入れやドライブラシでモールドを浮き上がらせるとこうした見栄えになります。特に脚部のシマシマ模様はブラシで色を重ねた後に墨入れしただけです。
自立させる為の展示用ベースはワンオフになります。ヘザーではなく、クローディアから蘇生したがために不完全な状態となったゴッドの足下に、クローディアの亡骸をイメージしています。こちらは下地以外は全て筆で仕上げています。
最後にスケール感の比較です。本来はもっと大きな設定ですのでキットはノンスケールとしています。隣はGECCOさんの1/6ヘザースタチューです。
WF会場でこの作品を通じて、SHファンにお会い出来る事を心から楽しみにしております。