サイレントヒル メモリーオブアレッサ 製作その6 | ボトラキチのブログ

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完成したアレッサを過去の作品と並べ比べてみます。まずは同ヘルペインター製のヘザーと比較。同一人物の善と悪が、その形相を異なる次元に変えています。塗装もヘザーはとにかく繊細に、アレッサの時は荒々しい感じに仕上げました。

GECCO製のガレキをアレッサに改造したものと比較。原型師さんが異なるのに加えて、右のはヘザーから改造しているので造形がやさしい感じがします。やはりアレッサは左のヘルペインターさんの造形が成り立ちからして邪悪なアレッサそのものです。

お顔を比較してみます。

と、ここまで比較していると、GECCO改造アレッサのベースに異変が!何と離型剤剥離に失敗していたらしく、塗膜が浮いてきていました。歯ブラシでこするとご覧の有り様です。皆さんもガレキ製作の際には充分注意しましょう。

というわけでベースを塗り直します。まずはもう一度洗浄してメタルプライマーを塗り、その上から缶スプレーでつや消し黒を吹きます。

その上からエアブラシでメタルアイアンを吹き付けて、エナメルのつや消し黒でウォッシング。モールドを浮き上がらせます。

エナメルシンナーで部分的に金属色を露出させて、その上から筆塗りでクリアーレッド、オレンジ、イエロー等で金属に見える様にランダムに重ねて行きます。

で、補修が完了したベースにアレッサを載せて、展示棚へ無事に還って行きました。