僕が見たセカイの終わりは それはとてもとても綺麗で
まるで一つの筆で描いた水彩画のようだった
目の前立ち尽くす壁 空は不気味な浅葱色
崩れ行く雲を眺めては 世の中を嘲笑っている
存在が大事だと思う時 自分に何かができると思う時
もう これは運命だったんだろう
今、「また会おうぜ!」と約束した
僕はまだ弱虫なのに
「じゃぁ、あとでココに集合な!」
なんて軽い返事をしちまった
また僕は。
世の中大したもんじゃないぜ ボソッと呟いた一言が
あの世界に光を差した
そう、自分を縛ろうとすれば
それだけでまた 救えるものが見えてくるだろう
だから、世界を踏み台にして
僕は死に物狂いで秩序を破る
まだ!終わりなんかはしないぜ
最後まで動きを止めるんじゃねぇぞ
今、あの崩れた雲の間から
光が差し込めたような気がした
そうさ、僕らはまだ諦めちゃいないだろう!
続きが早く見たいんだ
きっと、何一つ変わらない
日常が戻ってくると信じてさ
前に進み上を向いて後ろ振り向かずに ただ足を加速させて行く
約束はまだ 憶えているよ
セカイが終わったばっかの新しい場所で
また 廻り会える事を信じて
お久しぶりです。
大分放置してましたね、Яucaです(髏・ω・歌)
偶然机の奥から出てきたメモに書いてあった文字列を、この場所に打ち込んでみました。
この詩は、詩っていうか物語っていうか...
とあるヒーローのお話なんです
”セカイ”を救えなかった軟弱ヒーローのお話
光の差し込んだ世界でまた会える事を信じて戦った、強い心を持ったヒーローのお話。
僕の理想です。将来こんな人になりたいなぁーって、そんな感じの