【ヴイワンメールマガジン】 No.9 2007年12月5日
「V-One☆モバイル関連ニュース」
こんにちは。
株式会社ヴイワンのマーケティング担当の千代谷です。
このメールマガジンでは、携帯事業関連のニュースを取り上げ、私見に基づいて、ポイントを説明していきたいと思います。
これからも、よろしくお願いいたします。
それでは本日のトピックはこちらです。
◎シリウス、地域情報検索サービスに位置情報連動広告を配信（2007年11月28日）
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=NN001Y307%2027112007
（IT-PLUSより）
携帯電話向けシステム開発の、シリウステクノロジーズ（東京・渋谷 宮沢弦社長）は、NTT番号情報（東京・港）が運営する携帯メールを使った地域情報検索サービス「メールde iタウンページ」で位置情報に連動した広告の配信を始める事にしました。
新サービスでは、携帯メールの本文スペースに「渋谷 カフェ」などエリアとキーワードを入力して専用アドレスに送信すると、該当する店舗や施設の住所や電話番号、クーポンの有無などの情報を「検索結果」として返信する仕組みになっています。
ユーザーの現在位置に合わせた広告は、最近よく出てくるようになりましたが、今回の「メールde iタウンページ」は、検索サイトに近いサービスだと思いました。レストランなどにとっては、対費用効果も期待できるよいサービスなので、活用しやすいです。
◎NEC、「いつでもどこでも誰とでも」話せる携帯用通訳ソフト開発
（2007年11月30日）
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMITfa000030112007
（IT-PLUSより）
NECは、サーバーを介さず携帯電話機上で動く日英自動通訳ソフトを開発したと発表しました。
旅行会話を対象に5万語の日本語語彙を収録し、日本語の音声を英文に翻訳できます。また、携帯端末向けに音声認識エンジンや翻訳エンジンを最適化し、20メガバイト程度に容量をコンパクト化するのに、成功したそうです。
商品化時期は未定ですが、電子辞書やデジタルカメラなどへの搭載も検討しているようです。
音声を認識して翻訳を表示するまでに2秒程度と、高速な処理が可能になり、技術的にも翻訳した英文の読み上げや他言語の通訳もできるそうです。ミドルウエアとして携帯端末に埋め込むことで、メールソフトやブラウザーなど他のアプリケーションでも音声認識・翻訳機能を呼び出せるようにしたそうです。
NTTドコモの最新機種「905iシリーズ」には音声翻訳ソフトが搭載されているが、サーバー側で翻訳を行っており通信環境がない場所では利用不可。NECのソフトでは携帯端末で全て処理するため飛行機上や地下などどこでも使えるようになるそうです。
「手元から30cm以内にある」と言われているほど、多くの人が持ち歩く携帯電話なので、翻訳機能はかなり利用される事になるだろうと思いました。
◎携帯、年内に1億件突破へ（2007年12月1日）
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D30058%2030112007
（IT-PLUSより）
携帯電話の契約件数が年内に1億件に達する見通しです。NTTドコモとKDDI（auとツーカー）、ソフトバンクモバイルの契約数は10月末で計9954万件、イー・モバイルは11月に16万件を超えた、と発表しました。
携帯市場の飽和が、かなり前から言われていましたが、携帯電話会社も顧客獲得のための動きを起こしています。代表的な例が、既存会社から回線を借りて新規参入する「仮想移動体通信事業者（MVNO）」登場などです。
今後、携帯電話がますます生活に密着したものとなってくるので、どのようなサービスが展開されてくるか、楽しみです。
◎Googleとサイバーエージェント、携帯版コンテンツ連動型広告で連携
（2007年12月4日）
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=NN001Y477%2003122007
（IT-PLUSより）
米Googleは、サイトの内容を解析して関連する広告を配信するコンテンツ連動型広告の携帯サイト版を、サイバーエージェントの携帯版ブログサービスに提供する事を発表しました。
Googleは有力携帯サイトを広告配信先として取り込み、サイバーはブログサービスの収益源を多様化するそうです。
サイバーのブログサービス「アメーバブログ」の携帯版に、コンテンツ連動型広告を提供します。携帯画面に表示されるページごとにブログ記事の内容を解析し、関連する広告を記事の下部に表示します。
大手同士が手を組んでのサービス展開ですが、利用者が多いアメーバブログに広告が掲載されるので、多くの人に広告が認知されやすくなると思いました。
◎ベリサイン、携帯でパスワード配信・ネット取引1回ごと（2007年12月4日）
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS2E27014%2003122007
（IT-PLUSより）
電子認証サービスの日本ベリサインは、携帯電話を使い1回限りのパスワードを配信するサービスを本格展開します。インターネット取引などの際にあらかじめ付与されたIDとパスワードに加えて利用し、安全性を高めることができるそうです。
サービスの名称は「モバイルOTP」です。利用者は専用サイトで携帯電話を登録、ネット取引をする際に携帯電話で専用サイトに接続し、パスワードを取得します。携帯サイトで取得するパスワードは接続のたびに変更されるため、あらかじめ付与されたIDとパスワードのみを入力する従来の方法に比べ安全性が高まるようです。
手続きの際には、面倒になってくる事もあるシステムだと思いますが、情報漏洩やカード詐欺がたびたび起こる今では、より安全性の高い取引方法として、有力になりそうです。
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