郡山(9月)・四倉(10月)仮設住宅へ | ボランティアセラピスト・ネットワーク

ボランティアセラピスト・ネットワーク

2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、
被災した方たちのからだと心のケアのために集まったセラピストたち。
現在、定期的に福島県いわき市、郡山市の仮設住宅でボランティアマッサージを行っています。

みなさん、こんにちは。

ボランティアセラピスト・ネットワークです。


9月は郡山へ、10月はいわき市四倉へ

ボランティアマッサージに行ってきました。

そのときの様子をご報告させていただきます。



【9月福島県郡山市】



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こちらの仮設には川内村・富岡町の方々が避難生活を送っています。

ご利用者さんは常連の方々が多かったですが
中には毎回顔は出すものの、いつも遠慮して断っていて今回大阪から来てくださったセラピストさんの押しに負け(笑)、
初めて受けて下さった男性も。
照れながらも嬉しそうにされていたのが印象的でした。

遠慮深く奥ゆかしい県民性が出てますよね。


川内村は帰還宣言したものの、

実際は村に戻ったところで普通の生活ができる状況ではなく

まだまだ仮設での暮らしが続きます。


不定期の活動になりますが、今後も出来るかぎり寄り添って行きたいと思いながら、帰路につきました。

参加された皆さん、有り難うございました。



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【10月福島県いわき市四倉】



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こちらの仮設には広野町、四倉町、川内村、いわき市の方が避難生活を送っています。

広野町に一番近い場所にあるこの四倉鬼越仮設ができたのが2011年10月。
わたしたちはその年の12月からこちらに訪問するようになりました。
あれから丸4年が経ちました。


仮設近くにある、このあたりでは一番被害が大きかった久ノ浜は

復興作業が進み、火事や津波で消失して悲しい姿を残したままだった家屋の残骸(↓1名目写真)は
すべて取り壊され、更地になり、緑地化のための事業(↓2枚目)が進んでいました。




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仮設の期限は再来年29年3月まで延長となったそうです。


「仮設があるまではこちらでこのままお世話になろう」

と思っている方もいる一方で、

元の自宅に戻ったり、近くの復興住宅に移ったり、
新たに別の土地に居を構えた方もいて、仮設を出る方が徐々に増えてきているようです。


今回、いろんなところに変化を感じたボランティアとなりました。


本日もありがとうございました!



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お問い合わせは
volunteertherapist@gmail.com 滝口までご連絡ください。

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