病名がはっきりしたことは、両親、そして義両親になる彼氏の家族まで心配かけることとなった。

私と彼氏っていうか現旦那さんなんだけど、産めることがわかったので急いで結婚の準備をすることにした。

しかし…
妊娠継続に反対の母は、
『自分の体なんやで、よく考えなさい。』
『そんな体でお嫁にいってもいいの?迷惑かけるんじゃない?』
などなど、ほぼ毎日いろいろ言っていたような気がする。

ちなみに…父は、もちろん私の体を心配はしていたが、順番が違うことのほうが納得していなかった(;^_^A

妊婦健診、初めて担当医と会った。
その担当医は、なんとなんとマタニティアロマでお世話になっていた産科クリニックのご子息。

ご縁ってあるのね~^ ^

一通り挨拶を済ませ、これから頸がん検診とともに妊婦健診を行っていく説明を受けた後、私は先生に申し出た。

先生、もしこの子をあきらめれば、私の頸がんの手術は、すぐ出来ますか?

先生は驚いていた。

両親が反対しています。両親に心配かけて無理して妊娠継続するのがつらい

私は、両親と戦うことに疲れていた。
まだ見ぬ孫より目の前の娘のほうが大事
当たり前だか、両親の思いは理解出来ていた。

これ以上、心配かけたくない。

そんな思いだった。

『子供は、ご両親の子じゃないよ。ぼらんてさんとご主人の子だよ。ご主人が反対しているわけじゃないんだよね。だったら、あきらめることないよ』

産科学会の分厚い本を取り出し、頸がんに関する妊娠継続について話してもくれた。

『今度、ご両親と一緒に来れる?僕から説明するから』

私は、それを承諾し次回の妊婦健診の予約を入れた。


さて、頸がんというのはとても進行が遅い病気だと言われている。
だから、上皮内ガン及び浸潤ガンステージⅠまでは妊娠継続が可能であるそうで…

ここで私の疑問。
毎年ガン検診を受けて、異常なしと通知をもらっていたのにわずか一年で上皮内ガンまで進行しているとは如何に?

後々聞いたところによると…

ガン検診は、医師によって細胞の取り方がまちまちだそうだ。
丁寧にグルっととる人、一箇所をちょこっととる人など。
私の一年前の医師は、少し丁寧さにかけた人だったのか?
いまだに納得いかないことである。

では、また^ ^