こわれた窓から 見えた音を 色を 匂いを 眠った記憶の 片隅に 小さな雨と しみ込ませて また 旅に出よう Ruribitakiが好きなRuriです。 空に浮かぶもの(雲・鳥など)を見るのが好き。 霧雨が好き。雨を見るのも聴くのも好き。 計画し尽くされた旅よりも、 知らない町に迷い込むような旅が好き。 そんな私のイングランド留学時(2009年帰国)の写真(とたわごと)を公開しています。
象徴的な冷たさ Lincoln in Xmas time マボロシの雨の森を歩いて 虹の見える丘まで 胸を打つ 鮮やかな色彩の 向こう側にいる その人を 観た あなただった あなたは 既に 象徴的な何かと 化してしまった 冷たさの感触も ただ 懐かしくて
曇り空の世界で Chatsworth Houseより 探していた空に浮かぶ 探していた雲に乗って そうして しばらく流れていると 私の中に いつからか棲みついた 風が 探していた言葉の 背中を そっと押す 曇り空の世界で 小さな夢の雲を紡いで また旅を続けよう
Rehydration ハッピーエンディングの種を 売っている人がいた いろいろな色と形で それらは私を魅了した それらを1つ1つ 丹念に見て たった1つに 決めた途端 ぱちんと弾けて 風船の外 夢から醒めた 私はまた薄い膜の内側に 包み込まれる 鮮やかな感情の粒子たちが さざ波のように 私を揺らす 膜の外に 出よう まだ誰も観たことのない物語の 本当の姿を探して 本当の旅の続きを はじめよう