霧雨の時間

霧雨の時間

形なきものを 探す旅の途中です



  こわれた窓から

  見えた音を 色を 匂いを

  眠った記憶の 片隅に

  小さな雨と しみ込ませて

  また 旅に出よう

  


$霧雨の時間~Ruriのイングランド便り-chatsworth House






雪の結晶  雪の結晶  雪の結晶  雪の結晶  雪の結晶



Ruribitakiが好きなRuriです。

空に浮かぶもの(雲・鳥など)を見るのが好き。
霧雨が好き。雨を見るのも聴くのも好き。

計画し尽くされた旅よりも、
知らない町に迷い込むような旅が好き。

そんな私のイングランド留学時(2009年帰国)の写真(とたわごと)を公開しています。



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霧雨の時間~Ruriのイングランド便り-symbolic relation
Lincoln in Xmas time

 

 

 

 

 

マボロシの雨の森を歩いて

虹の見える丘まで

 

胸を打つ 鮮やかな色彩の

向こう側にいる

その人を 観た

 

あなただった

 

あなたは 既に

象徴的な何かと 化してしまった

冷たさの感触も

ただ 懐かしくて

 

 

 

 


霧雨の時間~Ruriのイングランド便り-sr

 

 

 

 


霧雨の時間~Ruriのイングランド便り-chatsworth House
Chatsworth Houseより



探していた空に浮かぶ

探していた雲に乗って

そうして
しばらく流れていると

私の中に いつからか棲みついた 風が
探していた言葉の 背中を そっと押す


曇り空の世界で
小さな夢の雲を紡いで

また旅を続けよう





  


ハッピーエンディングの種を

売っている人がいた

いろいろな色と形で
それらは私を魅了した

それらを1つ1つ 丹念に見て

たった1つに 決めた途端
ぱちんと弾けて 風船の外

夢から醒めた

私はまた薄い膜の内側に
包み込まれる 
鮮やかな感情の粒子たちが

さざ波のように
私を揺らす


膜の外に 出よう
まだ誰も観たことのない物語の

本当の姿を探して

本当の旅の続きを はじめよう
 

 


霧雨の時間~Ruriのイングランド便り-moor sta