一杯の生ビールは
今日1日を生きた自分へのご褒美。
これを理解してくれてる飲食店は多いけど、
一人で気兼ねなく飲みたい時は
場所を選ぶ。
立派でリッチでカッコつけたいなら
ホテルのバーカウンターとかだろうけど
もっと手軽がいいし、
そういうバーなんかは
冷房が効きすぎてて
ビールがうまいと思う前に
体が冷える。
庶民なんだから
ジムの風呂帰りとか
Tシャツサンダルで
ふらっと入れる店がいい。
その点では、
フレッシュネスバーガーは本当にありがたい。
そして、
フレッシュネスは偉い。
夕方になると
生ビールを290円で出す。
この良心的な企画は
少し前からずっと続いており、
正直、驚く。
ほぼ半値ですからね、
同様他店と比べると。
あまりに太っ腹な企画なので、
もうやってないかな、
今日は大丈夫かな、
と、恐る恐る店の前を通る。
あ、やってるやってる^^
安心の文字が
頭にぴらぴら浮かびつつ、
ビールを注文する。
気分が上がっていることもあり、
迷惑だろうが
つい店員さんに話しかけてしまう。
「フレッシュネス、すごいよね、この企画。
いつまでやるのかな〜?うふ」
「そうなんですよね、わかんないんですけど〜 笑い」
「もうさあ、社長偉い!って言っといて!!」
変な客が
アルバイトかもしれない店員さんに伝えているわけなので、
そこから店長、エリア統括みたいな人、そして
経営層に伝わるかどうか全く知れないのだが、
店を愛するカスタマーからの声なので
ぜひ経営層にも届けてほしいと願う。
フレッシュネスの社長は
どんな人なんだろうか。
以前、テレビ番組で見た。
いい人なんだと思う。
「ジョブチューン」という番組で
フレッシュネスの商品を
プロの料理人が評価するアレだ。
フレッシュネスは
相当に高い評価を獲得していた!
すると、
その場にいたフレッシュネスの社長は
涙を流して喜んだ。
泣いていたのだ。
ある意味、経営者らしからぬ??
とも言われそうだが、
わたしはとてもいいと思った。
この番組はよく見るが、
社長が直接収録場面にいることは、ほぼ無い。
番組最後のVTRで、
結果報告を社員から受けるだけだ。
その結果を受けて社長がどう反応するか?
表情はどうか?
コメントをどう出すか?
などの点は
スピーチコーチとして興味が深い。
この点でもこの番組は面白い。
話を戻して、
社長自ら審査をする撮影現場に登場して
直接審査員の評価を受けていたという状況から、
いわゆる経営者としてそこにいる、のではなく、
フレッシュネスが大好きな現場上がりの人が
社長になった、というような雰囲気(実際のご経歴は存じ上げないです)の
親しみを感じた。
その人が
審査員から「◎」をもらって
オイオイと泣いていた。
自社の製品を愛する一人として
経営者という役割を果たしていらっしゃるのだ。
これが人々に共感されないはずがない。
トップリーダーは経営手腕は当然大切だが、
共感されないといけない。
自社商品の高い評価を受けて
正直に涙を流して喜ぶ社長の姿。
いいじゃないか。
290円のビール企画も、きっと
「うちの店に来てくれるお客さんに、
ビール、安く出そうよ!
出来る限り、続けようよ!」
と経営会議で仰っているのでは無いかと妄想しつつ、
ありがたくビールを頂戴していた。
だから夕方になると、
いつも「あ〜 フレッシュネス」と
ビールモードになることが多い。
しかし!
先ほど、フレッシュネスの前を通りかかったら、
新たにポスターに
「All time ビール290円」と書いてあった!
これまでは16時以降からだったんだが、
朝でも昼でもいつでも飲めるようになったらしい!!!
おおおおおおおおおお!!!
フレッシュネス〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
「こんな酷暑だもの、
うちの店に来てくれるお客様にさあ、
もっと楽しんでもらおうよ!」
そんなことを社長は仰ったのではないか
と妄想した。
ありがとう、フレッシュネス。