お母さん・お父さんが学校の先生をやられている
とか
ご両親どちらかが中学受験経験者
とかというときによく陥りがちな事例があるので今日はご紹介します。
中学受験を失敗させてしまう母親とは?
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必ずと言っていいほど陥るのが
私はできたのになんでこの子はできないんだろう
という思い込みです。
そもそもお子さんとお母さん・お父さんは血はつながっていても別の人格です。
また中学受験に対するモチベーション、立ち位置も当然違います。
なのに、
わたしは当時こうだったのに、なんでこの子は・・・
といった思考に陥りがちです。
教えなきゃいけない、のは中学受験ですので当然ですが、われわれ講師が教えるのと、お父さん・お母さんが直で教えるのとでは、お子さんが受ける印象、内容も当然違ってきます。
われわれのスタンスは
できないだろうから、A<B<Cパターンなどなどいろんな言い方、説明のしかたでなんとか理解してもらいたい。
というところですが、ご両親は基本的には1パターンだと思います教え方。
その1パターンがうまくハマればいいですが、お子さんは千差万別です。
Aパターンでいくら教えてもぜんぜんできない。
けれど、
別の先生がぽろっといった一言で「ああ、なるほど」とすんなり入る場合がある。
これは私の実体験です。
そういう意味でも、教えるパターンは複数持っておいたほうがいいですが、ご家庭で勉強を教えるのに複数のパターンやいいいわしを使いこなす方は基本的にはいらっしゃらないと思います。
何が言いたいかといいますと
教えるのはお金をいただいている塾や予備校サイドがやる仕事。
ご両親はとにかくもう1週間ちょっとに迫った受験ですので、メンタルを支えてほしい。
ということです。
われわれが支えるのとご両親が支えるのとでは、次元もレベルも違います。
勉強の進捗の管理くらいはされてもよいとは思いますが、「どうしてわかんないの!」とか「もう10日もないのよ!」みたいなあおりはやめてあげてください。