銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

カバーに惹かれて、オビの紹介さらっと読んで、ピンと来ました。「好きな感じキラキラ」ってニコニコ

イラストがよくて、ミステリーでかつ主人公が人外。

ハマる要素が散りばめられてます。

でも、問題解決に人外の力で何でも解決キラキラって飛び道具は使わないので、ミステリーもちゃんと楽しめます。


骨董品屋を思わせる古ぼけた店構えの『深山木薬店』の売り文句は『どんな薬でも症状に合わせて調合します』。

薬屋は世を忍ぶ仮の姿で店主の深山木秋、座木、リザベル、3人とも妖怪です。

人間と波風立てずに暮らしていきたい彼らは妖怪等人外の者が起こす事件を人間に知られることのないようこっそり解決する探偵稼業を営んでます。

実際には妖怪が起こす事件よりも人間の起こす事件が持ち込まれることが多く、今日も悪魔と契約してしまった不動産屋やら子供の霊に悩まされている女性の相談が持ち込まれます。


潜入したりするのに能力は使いますが、人外の力で無理やり真相聞き出したりするわけではないので、いくつかあるばらばらの事件を丁寧に追っていって、繋ぎ合わせる感じです。

悪魔とか妖怪といったものが好きな人は、人間に馴染むようにして隠れ住んでいる彼らの妙に人間臭い姿に笑わせられつつ、事件の真相に辿り着いたときはすっきりできると思いますニコニコ

既にシリーズで随分出ているようですが、今回の1冊では3人がどんな妖怪なのかはっきりとは分かりませんでしたショック!

かわいい見た目に反して、長く生きているからか結構したたかな秋のセリフはときとして難しいですあせる

途中、警察に言った言葉が矛盾だったのか分からない部分も残りましたあせる

早く物語の先が知りたいために斜め読みしてしまうので、ちゃんと理解できていないだけかもしれませんけどねショック!


3人が三者三様でまたよいのよラブラブ!

今、次の2冊目読み始めたところです音譜


銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)/講談社


   著者:高里 椎菜

   出版社:講談社(講談社文庫)

   1999年(2005年文庫化)