12巻は契約黒猫の段位テストがメインです
受験料500円という六文に「まだ早いんじゃないか」と言うりんねも、「有段猫割引で死神道具が安く買える」の言葉に釣られて、六文は昇段テストを受けることに。
一番常識的で精神的に大人だけど“袋にサカナ詰め放題”といった“甘美な罠”に弱い六文に、記死神・架印のお馬鹿さんな黒猫・鈴、セレブな鳳の朧(詰めが甘い)、翔真お坊ちゃんの9-5時契約(OLみたい)の黒洲六段も交えてのドタバタは安定して笑いをもたらしてくれます
最後の「初段ってなんですか?」の鈴に、架印の「あぁ・・・なんなんだろうな」と虚ろな目が笑えます
「さまよえるパワーストーン」の精霊もかわいい
小さい妖精等描かせたら、高橋留美子先生の右に出る者はいないんじゃないかってくらいです
松茸を巡るりんねと六文のバトル。
普段は結構固い主従関係もお金・高額食材絡むとお互いの手の内知っている中でのバトルは激しいです
私としては、さりげなく桜に焼きもち焼くりんねの話が見たかったな~と。
そこは残念