大奥 | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

これも発行ペースがスローなので、出る度に「なんの話だっけあせる」と前の巻を復習しつつ、読んでますショック!

映画化されたので見た方も多いかもしれないですねニコニコ



江戸時代は徳川の治世。

赤面疱瘡という男性ばかりが罹る伝染病が流行し、若い男子ほど死亡率が高いので、男性の希少価値が高い社会になってます。

武士社会で男性が家督を継ぐのが当然だったのが、赤面疱瘡により男性が激減してしまったため、女性でも家を継げるようになります。

女将軍は威光を示すため、貴重な男性ばかりを集めた“大奥”を持つようになります。


女性が家を継ぐのが当たり前になって久しい、8代将軍・吉宗の治世になり、吉宗は徳川の歴史を書き残してある文書を見つけ、3代・家光までは男性将軍であったことを知ります。



結構、「○○は女だったビックリマーク」という設定は見かけると思うのですが、社会自体が逆転しているとは意表を突かれる設定ですDASH!


大奥という舞台も心惹かれるのですが、閉ざされた世界の中で繰り広げられる愛憎劇が話を引っ張って行きます。

仕える主君を将軍にした者、権力は手に入れても孤独な将軍、将軍の愛情を手に入れたい者等、時々、目を潤ませながら読んでますあせる

歴史の授業で聞いたような歴史上有名な事件も出てきたり、話も非常によく作られていると思いますニコニコ


ただ、み~んな着物で、ちょんまげなので時々見分けがつかないのが難点かもショック!


8代・吉宗から始まり、女将軍になった経緯、その後の将軍の歴史の回顧が終わり、再び吉宗の話に戻ってきましたが、赤面疱瘡に治療薬はあるのか、男女逆転日本は黒船来港までどうなって行くのか楽しみですニコニコ


大奥 7 (ジェッツコミックス)/よしなが ふみ

   作者:よしなが ふみ

   出版社:白泉社(ジェッツコミックス)

   2005年~

   7巻(2011年6月)~




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