2009年に亀梨 和也くん主演でドラマ化されてましたね~
でも、ドラマで描くにはちょ~っと時間が短かかったかなぁ
まぁ、恰好よかったですけど
あと、田辺誠一さんが妙になりきり過ぎていたような記憶が(ドラマ『ガラスの仮面』の野際陽子さん演じる月影先生状態)
世界的にも有名なワイン評論家・神崎豊多香の息子である神崎雫は父に反発して疎遠になっていたものの、危篤の知らせを受けて、急いで家に帰るも間に合わず
分かりあえなかった悲しみに浸る間もなく、豊多香はなぜか息子でもないワイン評論家の遠峯一青と養子縁組済みで、遺言には豊多香の残した至高の13本のワイン“十二使徒”と“神の雫”を遺言状の中の表現を元に生産年、銘柄を当てる勝負を遠峯と勝負して勝った方に全てを譲るとあり、不本意でありつつも勝負することに。
ワインの味、全く分からないんですよ~
会社の飲み会で皆が美味しいと言っていたワインを味見しましたが、酸味と渋味以外においしさが分からないのです
甘めのワインはおいしいと思うのですが、お酒好きな方は甘いお酒を好まないようなので、本当のおいしさ味わえてないんでしょうね~
なので、ワインの蘊蓄はさっぱりなのですが、途中、ワインに関わる人助けをしたり、“使徒”を探し当てる旅に出たりする話は面白く読めます
雫は“使徒”を探る旅の中で、生前は分かり合えなかった父親の思いを感じるようになります。
ライバルの遠峯にもドラマがあり、話は面白く進んで行きます
途中の“使徒”の正体探しもいいですが、緊迫の回答持ち寄りの場面。
それぞれの遺言内の表現かた感じ取ったワインを生産年と銘柄を恰好よく披露し合います
でも、なんといっても、遠峯がすごいんです
ワインのテロワールを識るために土を口に入れるわ、死にそうになりながらもワインテイスティングツアーをしたりとワインに懸ける思いは異常なくらい
感動の仕方も突き抜けてる
「おおぉ~~~~」
遠峯くらいワインに感動できるようになれれば、ワインの味も違うのでしょうな~と思いつつ
- 神の雫(29) (モーニングKC)/オキモト・シュウ
- 原作:亜樹直 作画:オキモト・シュウ
出版社:講談社(モーニングKC)
2004年~
31巻(2011年11月)~