薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜りに揺れている
此の頃涙もろくなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
ひとり言みたいに小さな声で
こんな小春日和が 穏やかな日は
あなたの優しさが しみてくる
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時がかえるよ
心配いらないと笑った
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ファイト一発
が、母親なんですよね。
9月もファイト一発。残暑に掛けず、お元気でお過ごしください。