半夏生 | 富士山ノート

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昨日、妻が買い物に出掛けたスーパーでもらってきたアンケート用紙。

その用紙には、「この漢字の読み方・意味・由来をご存知ですか?」と書かれていました。

食に関するアンケートだそうです。その漢字とは・・・


半夏生


読めますか?知っていますか?知っていましたか?長く生きている私も恥ずかしながら初物です。

とにかく???????? 昨日のブログネタの金星から続く????


答えは 半夏生 = はんげしょう


ネットで調べた「日本文化いろは辞典 」によれば・・・

夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指します。つまり、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指します。つまり、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間 だそうです。


何故、食のアンケートに出されたかというと

半夏生に入る時期は、田植えに最も適した時期だと言います。「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがある程で、田植えは夏至が済み、半夏生に入る前にやることが好ましいようです。半夏生の前に無事田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりします。

日本伝統の二十四節気。それをまた細かく七十二節気まで分けた雑節のひとつ。

田植えに密着してるんですね。その他にも由来は多々ありますが今回は端折ります。



半夏生 別な単純な漢字に変えてみると 半化粧 

今の富士山がそんな感じでしょうか。


厚化粧の富士

一月初め。大雪の後の晴れ間に勤務先駐車場から“花魁”のごとく厚化粧の富士山の姿。

手前の木々を見ればどれだけ降ったか分ります。見事です。




今週月曜日。位置もズームも違いますが同じ勤務先駐車場から。


半化粧の富士


まさに夏山の“スッピン”になる直前の半夏生ならぬ半化粧の富士山。


半夏生とともにグリーンカーペットからの夏山「富士山」の幕が開きます。