今日は、優秀で気の強い女性、部下のティタとの距離間を書きます。
今まで、ティタと書いていましたが、今回この話を書くためには
仕方がないので、正確にTitania(ティタニア)で記載します。
さて、ティタニアとはどんな人?
ちょっと振り返って・・・。
◆意見を曲げない
http://ameblo.jp/viva-oranje/entry-10451344292.html
◆ハッキリと物申す
http://ameblo.jp/viva-oranje/entry-10445475266.html
まだアメリカに着任しまもない頃、社長とは挨拶だけの面識。
そんな頃、現場でトラブルがあり、ティタニアを連れて指導しながら
問題解決をしていたが、今日は金曜日。
知らなかったが社長の総回診がある曜日である。
(社長が取巻きを連れ、社内を巡ることを総回診と私は呼んでいる。)
総回診の最中、社長が私の方を見ながら、ティタニアに話しかけてきた。
『彼は優秀か?!』
『Yes!!!』 (即答)
『ほーそうか。ケロ彦頑張って指導して。』
ティタちゃ~ん
私への信頼度
その数日後、ティタニアに業務依頼のメールをした時のこと。
彼女は時として、文章をきちんと見ずに駆け込んでくる。
『やろうと思っても、この仕事、出来ないんですけど。』
『どうして!!!』
『それ、リリース前だからね。(書いてたよね・・・)』
話を最後まで聞かずに・・・
『じゃあどうしてメールしたの?』
だんだん、声が大きくなる。
『先行情報として伝えたんだよ。仕事の調整をしてもらうため。』
言葉の語尾が、強くなる。
『じゃーまだ良いのね?そしたらいつなの??』
『決定したら連絡するよ・・・』
『・・・』
まったくもー・・・というよう感じで、OK!OK!と
繰り返して去っていった。
ティタ・・・ちゃん
私への信頼度
英会話の悪さもあり、中々伝わらないのが、彼女のイライラの
理由でもある。
そして、その翌週、彼女にとって新しいビジネスを教える。
私も赴任して覚えた技術ではあるが、その説明をすると彼女もやる気に
なってきた。
彼女は責任感が強いため、任されると嬉しいようだ。
期待!!
説明の中で、彼女から質問を受け回答すると、
『Thank you! Thank you!!!』
ティタちゃ~ん
私への信頼度
そして、つい先日、業務のやり方変更と配置転換を行い、
業務プロセスの簡素化によるコストダウン提案をした。
ただ、準備が間に合わず、資料としては割り振りチェンジの資料のみ。
すると・・・
『そんなことしたら、大変じゃないのよ・・・』
『今はね。だけど、この先すごく効率的になる。』
色々つたない英語の説明 + Ottoのフォローで部長は納得し
ティタニアの説得に回るが、彼女は部長を見て、
『&$%○×*×#』 もう聞き取れない。
そして、私の顔を見ない・・・
ティタ・・・ちゃん
私への信頼度
解決を図る・・・部下のご機嫌を取る・・・というより、
彼女にやる気と目的を持って、仕事の成果を出してもらうために
グループのテーマとし取り上げ、彼女を、そのテーマのリーダーにした。
そして、そのプレゼン資料を彼女だけに送り、『できる?』と聞いてみた。
しばらくしても、返信が無い・・・
2日たっても回答が無いし、席にも来ない。
そんな時に部長から、来年度のテーマの依頼と割り振りに関する
メールがあった。
私はティタニアに、リーダーとしてこの改善テーマを進めてもらいたい。
また、この内容は既に彼女に知らせていることを書いて、
彼女に先に送付したプレゼン資料も添付し、部長にメールをした。
しばらくして部長が席に来る・・・・
『ケロ彦さーん、まずいYO! 名前間違えてるYO!!』
部長も彼女の正確を知っているので、気にして連絡しに来た・・・。
でも、そんな部長もマズイ・・・って顔じゃなくニヤけている。
何で・・・
と思い、よく見ると・・・
Theme leader : Titanic
ティタニア(Titania)ではなく、
タイタニック(Titanic)になっている・・・
部長と、隣のブースで聞いていた先輩のOttoが大爆笑・・・
わたくし・・・笑えないんですけど・・・
メール返信して来ないわけだ・・・
これはマズイと思って、彼女のブースの横を2往復。
そしたら歩いて現場から戻ってきた彼女がいたので、声をかけた・・・。
『ご・・・ごめんね。名前、間違えてた・・・』
小さくため息をついたものの、笑顔で
『気にしないで下さい。よくある間違えだから』
最近・・・ 愛想なしの ティタが笑った~ ♪♪
ティ・・・ティタちゃ~ん
私への信頼度 やや回復・・・
モチベーションを上げ、成果を出してもらい、
彼女にはこれから、ますます頑張ってもらおう。
つづく。