毎日毎瞬、どんなシチュエーションが起きようとも、ポジティブに物事を捉えて、行動する事が出来るという事を、もう一度理解して欲しいと、バシャールは話します。これは、言葉のアヤでも何でも無く、読んで字のごとく、そのままの意味を持っています。詰まり、どんなシチュエーションであれ、物事を冷静に”応じる”事、これがポジティブの出発地点となります。ポジティブに意味付け出来た貴方は、それに伴う波動が運ばれ、ポジティブな体験へと繋がります。
一方、動的反応は、瞬時に”生存競争”スイッチが入った状態なので、殆ど意識せずにこれをやってのけてしまいます。詰まり、貴方は知らないうちに、ネガティブな意味付けをし、従ってそれに伴った経験を引き寄せてしまうのです。
心と体は、一身同体で、”１つ”に繋がっています。心が感じる事は、貴方の行動にも反映されるのです。ですから、冷静に物事をニュートラルに捉え、貴方が考えつく（想像出来る）ポジティブな意味合いを付る事が肝心なのだと、バシャールは話します。貴方の心にシックリくる事であれば、何でも良いのです。例えば、ビーフ・サラダを頼んだのに、ビーフが一枚もサラダに乗っていなかったとします。そこで貴方は、”今日は、お肉を取らなくても、良い日なんだな！”という風に、自分なりに意味付けをして、納得させます。これだけで、引き寄せられてくる経験は、怒ってお皿を突き返してしまう反応よりも、数段ポジティブな経験を引き寄せる事が出来るのです。