２年前の冬のクリスマス２日前。
友人の建設現場を手伝いに行っていた父。
足をひょいと上げた瞬間、後ろの人が持っていた電動の釘を
打つ機械にぶつかり、１５ｃｍくらいある釘が・・・足のくるぶしから
貫通・・・・し、足の裏から飛び出した。
取り合えず、救急車を呼ぶ事になり父は救急車に乗る前に
どうしてもトイレに行きたいと長靴と作業着を切ってもらい
トイレに行ったとか
しかし、足のくるぶしとなると大きな血管も神経もある部分。
一瞬頭の中でもう仕事は無理かもしれない。
しばらく足が使えなくなるかも
とみんなが頭を過ぎった。
建設現場は、うちからさらに１０分ぐらい田舎の方にあり
救急車がくるまでに３０分。
そして、父は自宅の仕事が気になり、救急車に乗って自宅の
前を通過する前に、母に仕事のやり方を伝えたいと家に寄って
とお願いしたらしいが・・・そんな事は聞いてくれるはずもなく
病院へ運ばれ緊急手術となりました
母はなんとか自分で仕事をするために機会を動かし
そして、手術が終わる頃ようやく病院へ
みんなが心配し、誰もが自営業の父はもう仕事が出来なくなる
と思っていた
しかし、うちの父の足はなんと、太い血管も神経も骨も危険なところ
は全て避けた様に傷つけず釘が刺さっていたらしく洗浄してバールで
釘を抜き、足を氷で冷されて１日の入院で退院となった
３日間くらい足をつけると痛かったくらいですぐに完治
病院では奇跡の人だねここの所に刺さって何にも傷ついて
ないなんてあり得ないと病院の先生は言ったらしい。
現在、刺さっていた釘は話しのタネに母がきちんと
しまってあります。
いや
何より父の足がすぐ治って良かった
いつまでも不死身な男、頭のキレルモノ作りが上手な父で
いて欲しい
伝説の男～