徳川家康「人生訓」 | 可能性をカタチにするトラの巻

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徳川家康「人生訓」


徳川家康「人生訓」

人の一生は

重荷を負うて、遠き道を行くがごとし

急ぐべからず

不自由を、常と思えば不足なし

心に望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし

堪忍は、無事のいしずえ

怒りは、敵と思え

勝つことばかりを知って、負くることを知らざれば、

害、其の身に到る

己を責めて、人を責めるな

及ばざるは、過ぎたるに優れり

慶長八年正月十五日




徳川家康公は何故上記の心境や哲学に至ったのか。
そして「鳴かぬなら、鳴くまで待とう。ホトトギス」と三代武将の中で特に【忍耐】深さを感じさせる明訓を残すこの人物の背景にあったものは。

そして、1603年に家康が征夷大将軍になって始まり、1867年の大政奉還、王政復古の大号令、小御所会議により終わる、15代も続くその歴史を支えたモノは。

わたしは、徳川家康が描いたビジョンであると確信しています。

人の一生の前にわたしは『ビジョンに向かう』を恐れ多くも付け足して読んでみたいです。


ビジョンに向かう人の一生は

重荷を負うて、遠き道を行くがごとし

急ぐべからず(続く)



そして、孔子は下記のように言いました。

漢文
子曰、朝聞道、夕死可矣。

書き下し文
子曰わく、朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可(か)なり。

英訳文
Confucius said, “If I could know how to realize my ideal in the morning, I would accept my death in the evening gladly.”

現代語訳
孔子がおっしゃいました、

「もし朝の内に理想を実現する正しい道を知る事が出来たなら、その日の晩の内に死んでも構わない。」


わたしは徳川家康公のこの言葉と、孔子の言葉は広義において同一の事を指していると解釈しています。

それほどに、人生に大切なのは『ビジョン』なのです。

ビジョンリーダーは更に力強くビジョンの必要性とその法則を力強く訴求して参ります。