最近の病状 (平成26年10月31日) | 膵がんと糖尿病の闘病日記 (Violoncello,すいがん,膵癌,膵臓癌,糖尿病,網膜症,診察日記,診察記録,闘病記録)

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小生 平成26年7月に膵臓癌と診断され、余命は限られていますが、何か役にたつこともあるだろうとブログを始めました。
実名は公表なしです。膵がんと糖尿病を中心に綴りたいと思います。
面白い内容ではありません。ただの闘病日記です。

10月31日 現在の病状を書いてみました。

①左頸部の痼(膵臓癌のリンパ節への転移)は、首を回したり急に振り向いたりすると痛み、何も出来ない時もありますが、その様な時はロキソニン錠を服用すると1~2時間すると楽になります。重い荷物を背負うと痛くなるのであまり背負えなくなりました。その後、抗がん剤が効いてきたのか、個人的な感触では少し小さくなった様な感じです。寝る時に左向きでしか寝れなかったのが、真上向きで寝れる様になりました。

②肩は殆ど骨と皮だけ、胸は肋骨と皮が引っ付いていて痩せ細り、背中も同様に肩甲骨と皮が引っ付いて痩せ細っています。食事の摂取量の影響が大きいですが、私の場合は肩については遺伝的なのか幼少の頃から肩の筋肉がつかないこともある様です。

③お腹は癌性腹水(私見ですが、体重57.5kg、その内腹水が2リットルくらい溜まっている)で妊婦さん状態で、且つ膨満感で苦しい時もあります。膵臓が時々キリキリ刺込む様に痛むことは減ってきました。膵臓癌か抗がん剤の影響でお腹が常時凭れる様になってきました。ここ1週間ほど利尿剤(ラシックス錠とアルダクトンA錠)を服用しているが効果があまりない様です。右尿管へも転移しており右の腎臓が腎不全になるリスクが高まっています。腹水を減らすため「里芋パスタ」を試してみました(別の記事で載せる予定)。

④太股は30cmに痩せ細り、脹ら脛は水が溜まり浮腫みでやや太くなってきた気がしましたが、最近は拮抗しているのかあまり変化はない様です。足先は今のところ浮腫みはない。糖尿病神経障害で足先の土踏まずから指先まで感覚はありません。

⑤食事は、例えば、朝はロールパン小とヨーグルト小と野菜ジュース、昼はご飯と納豆とサラダとヨーグルト小、夜はロールパン小とヨーグルト小と野菜ジュースという様な感じで多少増えてきました。以前は膨満感で苦しいので何も食べたくない状態が多かったですが食事の摂取量が増えてきて少し安心です。相変わらず、日々 基礎代謝量に満たない摂取カロリーなので全体的に痩せ細り、お腹だけ妊婦さん状態ですから、階段を昇るのも少し疲れる様になってきました。後述する血液検査結果の赤血球関連項目の低下による貧血の影響もあると思います、鉄のサプリメントを摂る様になりました。電車は各駅停車で必ず座る半病人です。

⑥最近、メコバラミン錠(ビタミンB12)のせいなのか、腕や膝下10cmあたりまで脛毛が増えてきました。糖尿病で脛毛がなくなるほど悪化して以来、今は徐々に末梢神経が回復に向かっているのかもしれません。胸毛は左頸部の痼のある方が、無い方に比べて発育が少し劣りますが、胸毛全体としては成長しています。主治医の先生に確認したところ、抗がん剤の副作用で毛が抜けることはあるが、毛が成長する様な症例はないと思うとのこと。

⑦糖尿病は、HbA1cが悪化している。膵臓の1/3が癌になっておりインスリンも出ていないのではないかと思われるので、インスリン注射にした方が良いと思っています。現在、朝の投薬は10錠もあるので、インスリン注射にすれば3錠減らせます。主治医の先生としては、現在の食事の摂取量から考えてインスリン注射にした場合の低血糖リスクと余命などを考えると、現在の経口薬のままで良いと判断。血糖値が300を超える様ならば対処方法を考えましょうとのこと。

⑧血液検査結果
・赤血球数、ヘミグロビン濃度、ヘマトクリット値の何れも低下しているので、貧血の症状が出ているらしく、鉄のサプリメントを摂る様にしました
・白血球数、好中球数、リンパ球数の何れも低下しているので、細菌やウィルスから身体を防御や免疫力が低下しているので、ヨーグルトと納豆(または海藻類)は毎日必須です。それから体温を36.5℃以上にして免疫力アップ、寝袋でプチ温熱療法みたいなこともやっています。生姜紅茶などを毎日飲んで生姜三昧の生活をし、良く歩くことですね。主治医の先生は、抗がん剤の副作用で感染しやすい状態なので、ご近所の病院でインフルエンザの予防接種をやる様にとのこと。

⑨1週間くらい前から背中が痒く、3日前に写真を撮ってもらったら背中に発疹が出来ていました。主治医の先生は抗がん剤の副作用による免疫力低下が原因なのかわからないので、痒み止めのぬり薬を処方して頂き、暫く経過観察です。

[写真:背中に発疹が出来た]


※現在の最優先課題は、腹水を減らすことで、里芋パスタの研究です。どうしても腹水が減らなくなると3日入院して抜くことの繰返しとなるそうです。

※お薬を減らすことは少し考えを改めて、厚生労働省のお薬の説明書やインタビューフォームを参考にして、お薬の投薬を朝から昼に変更したり、1食事中と食後に分散させたりなど工夫してできるだけ平準化を図っています。

※そして緩和ケア/ホスピスの調査検討ですが、主治医の先生とがん相談支援センターに確認したところ、ホスピスは1~2か月待ちが多く、申込み、入所許可が下りたら直ぐに入所しなければならないので、かかりつけ病院とホスピスは同じ系列か、近くであること。主治医の先生も、私の場合は治験を希望している中央区が治験の病院とホスピスが隣接していて後々のことを考えると良いのではないか、との意見。