こんにちは
ご訪問いただきありがとうございます。カラー講師のViolaです
GWに、群馬県館林のつつじ公園に行ってきました
ここは宇宙飛行士の向井千秋さんのふるさと。
宇宙に行ったというつつじもありました。
色名の「躑躅色」はマゼンタに似た彩度が高い、
紫みのピンク色
古くから日本の装束の襲(かさね)の色にも使われていています
日本人にはなじみの深い色です
この色に近い色として、マゼンタの他にも
同じく彩度の高い牡丹色、
少し黒を足して深い色にした蘇芳、
少し淡くして紅梅色、桃花色
さらに淡い色の桜色、鴇色
灰色がかったオールドローズ
もっと灰色を混ぜていくと桜鼠、薄墨の桜
江戸時代は四十八茶百鼠と呼ばれるほど、
鼠色の微妙な色合いが多くありました
アザレアというのはつつじの洋名といいますが、
躑躅色のほうがアザレアピンクよりも鮮やかなようです
ちなみに、マゼンタという名前の由来は、
1859年にマジェンタの戦いにおいて、イタリア・フランス連合軍が
オーストリア・ハンガリー軍に勝利したのと同時期に作られたから
和名を多くあげてみましたが、
ホント、和名の数は多いです
日本人の微妙な色を大切にしてきた歴史を感じます
色に対するセンスも抜群だったのですね